出版社内容情報
日本のものづくり企業の国際競争力は世界最強であるとの認識が広がりつつある。トヨタ、キヤノン等の優良企業に学び、21世紀の経営戦略面、統治面での成功条件を鮮やかに示す。
内容説明
日本のものづくり優良企業として本田技研工業、キヤノン、トヨタ自動車、松下電器産業などを事例研究としてとり上げて、新しい時代にふさわしい「日本経営」の戦略やコーポレート・ガバナンスの特質、強み、今後のあり方等を明らかにする。
目次
日本経営の本当の「強み」
1 日本企業が直面している課題
2 コーポレート・ガバナンスとは何か
3 日本のものづくり優良企業のコーポレート・ガバナンス事例研究
4 日本経営の戦略とコーポレート・ガバナンス―その特性と相互連関性
5 日本経営のコーポレート・ガバナンス―今後の展望と課題
補論 日本ものづくり優良企業の新しい戦略構想―自動車メーカーの垂直統合型モデルの考え方
著者等紹介
土屋勉男[ツチヤヤスオ]
現在(株)三菱総合研究所上席研究理事。1946年埼玉県に生まれる。1972年東京工業大学大学院理工学研究科修了。同年(株)三菱総合研究所に入社。室長、部長、センター長、取締役・本部長、常勤監査役などを歴任。専門は、産業政策、経営戦略(グローバル経営、事業開発、マーケティング)、コーポレート・ガバナンスなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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