出版社内容情報
これからはどんな企業も「知識創造」をしていかなければ生き残れない。『エコノミスト』等世界の一流誌が絶賛した、世界に誇りうる日本人による初の「経営理論」。
企業の知識創造理論を学ぶ上で欠かせない、基礎となる一冊。
●知の組織的な創造
90年代の初頭に流行したBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)は業務プロセスの効率化を追求するあまり、組織の中に埋め込まれていた重要な知識を流出させ、コーポレート・アルツハイマーと呼ばれる現象をもたらした。このような問題を克服できる視座が知識創造の理論であり、その実践はナレッジ・マネジメントによって展開される。
企業やコミュニティーの活動の本質は、知識の創造、活用、蓄積からなるダイナミックなプロセスである。しかし、この本質は、われわれの目には見えないことがある。知識は、科学の公式や製品の仕様書のように書かれたものとしての形をとるばかりではなく、言葉にはできない技能やものの見方、あるいは慣習の中にも埋め込まれているからである。
知識科学は、そのような知識の重層的な構造を解明するとともに、書かれざる知識に形を与え、組織的に共有できるモデルを作り、さらには新しい知識を創造するメカニズムの構築を目指す。それは、見えない本質に光を当て、企業やコミュニティーに未来を切り拓くための変革の視座に立つことに他ならない。
内容説明
世界に示した初の日本発「経営理論」。
目次
第1章 組織における知識―序論
第2章 知識と経営
第3章 組織的知識創造の理論
第4章 知識創造の実例
第5章 知識創造のためのマネジメント・プロセス
第6章 新しい組織構造
第7章 グローバルな組織的知識創造
第8章 実践的提言と理論的発見
感想・レビュー
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KAZOO
molysk
著者の生き様を学ぶ庵さん
壱萬弐仟縁
KAZOO