デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年03月29日 18時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492502754
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C3034

出版社内容情報

「カンブリア宮殿」出演で話題沸騰! 日本の国宝を守るイギリス人が教える、「観光でカネを儲ける」ために日本が採るべき戦略とは?

【「カンブリア宮殿」出演で話題沸騰!】

本書は、21世紀の「所得倍増計画」の提言です。

少子化が経済の足を引っ張る日本。
出生率は、すぐには上がりません。
移民政策は、なかなか受け入れられません。
ならば、外国人観光客をたくさん呼んで、
お金を落としてもらえばいいのです。

この国には、【世界有数の観光大国】になれる、潜在力があるのですから。

ですが、2014年の訪日客数は1300万人程度です。
日本ほどのポテンシャルをもつ国としては、驚くほど少ない数と言わざるをえません。

日本の潜在力と世界の観光産業の隆盛を考えれば、
2030年までに8200万人を招致することも、決して不可能ではありません。

それを成し遂げることで、日本経済には「第2の高度成長期」が訪れるのです。
本書では、そのための方策を、詳しく解説しましょう。

はじめに 日本を救うのは「短期移民」である
第1章  なぜ「短期移民」が必要なのか
第2章  日本人だけが知らない「観光後進国」ニッポン   
第3章  「観光資源」として何を発信するか
第4章  「おもてなしで観光立国」にニーズとビジネスの視点を
第5章  観光立国になるためのマーケティングとロジスティクス
第6章  観光立国のためのコンテンツ
おわりに 2020年東京オリンピックという審判の日

【著者紹介】
デービッド・アトキンソン
小西美術工藝社代表取締役社長。元ゴールドマン・サックスアナリスト。裏千家茶名「宗真」拝受。
1965年、イギリス生まれ。オックスフォード大学「日本学」専攻。1992年にゴールドマン・サックス入社。日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し、注目を集める。1998年に同社managing director(取締役)、2006年にpartner(共同出資者)となるが、マネーゲームを達観するに至り、2007年に退社。同社での活動中、1999年に裏千家に入門。日本の伝統文化に親しみ、2006年には茶名「宗真」を拝受する。2009年、創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、取締役に就任。2010年に代表取締役会長、2011年に同会長兼社長に就任し、日本の伝統文化を守りつつ、旧習の縮図である伝統文化財をめぐる行政や業界の改革への提言を続けている。著書にベストセラー『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』(講談社+α新書)などがある。

内容説明

外国人観光客8200万人、GDP成長率8%!日本の進むべき道がここにある!

目次

はじめに 日本を救うのは「短期移民」である
第1章 なぜ「短期移民」が必要なのか
第2章 日本人だけが知らない「観光後進国」ニッポン
第3章 「観光資源」として何を発信するか
第4章 「おもてなしで観光立国」に相手のニーズとビジネスの視点を
第5章 観光立国のためマーケティングとロジスティクス
第6章 観光立国のためのコンテンツ
おわりに 2020年東京オリンピックという審判の日

著者等紹介

アトキンソン,デービッド[アトキンソン,デービッド] [Atkinson,David]
小西美術工藝社代表取締役社長。元ゴールドマン・サックスアナリスト。裏千家茶名「宗真」拝受。1965年、イギリス生まれ。オックスフォード大学「日本学」専攻。1992年にゴールドマン・サックス入社。日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し、注目を集める。1998年に同社managing director(取締役)、2006年にpartner(共同出資者)となるが、2007年に退社。同社での活動中、1999年に裏千家に入門。2006年には茶名「宗真」を拝受する。2009年、創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、取締役に就任。2010年に代表取締役会長、2011年に同会長兼社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 8件/全8件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

124
面白かった。元証券アナリストで今は日本の文化財修復企業の社長を務めるイギリス人による観光立国論。少子高齢化の中でGDPを倍増させるには海外からの観光客を増やすのが良い。日本は気候、自然、文化、食事の4条件に恵まれていながら、ぜんぜん海外の観光客を取り込めていない。国を挙げて取り組もうとしている「おもてなし」はピント外れ。長期滞在して金を落としてくれる、オーストラリア、ヨーロッパの富裕層に向けたインフラとコンテンツを整備すべき。そのために、街並み、ガイドブック、高級ホテル、優先サービスなどが必要、とのこと。2015/12/15

seki

77
滝クリ氏の「おもてなし」が、外国人からは冷ややかな反応だったとは驚いた。データに基づき、鋭く日本の観光立国への取り組みが世界からはズレているという指摘。自慢と思えた治安の良さは、外国人観光客の増加にはプラスαくらいにしかならないという。では、どうすればよいか?そのヒントは多様性らしい。それも無料ではなく、特別なサービスを提供するときは、見合った対価をとればよいと。全てではないが、なるほどと思える提言が満載の一冊。観光関係者には、抵抗がある提言も多いと思うが、ここを素直を受け入れなければ、先はないと思った。2019/09/28

HMax

60
データや具体例をふんだんに使い、説得力のある提言でした。 ビジネスにも通じることが多く見につまされます。 「国が対応すること(文化財保護)」も大切ですが「自助努力」が肝心ですね。 空っぽの天守閣や茶室というのは本当にがっかりとはその通り。素晴らしい襖絵や美しい生け花、盆栽等を飾り往時の様子も復元して欲しいものです。 あと券売機でカードが使えるといいながらviewカードだけというのは詐欺です。2016/01/21

けぴ

56
観光を産業と位置付けるならお金を稼ぐ方法をキチンと考えましょう!とうい要旨。アジアからの観光客は数は多いが客単価は低い。欧米豪からの客は数は少ないが客単価が高い。長期的に滞在する傾向が強いし超富裕層もいるため。お金を考えると後者をより多く取り込むにはどうするか?神社仏閣などに見るべきものが多々あるが、それに対する解説・ガイドが不足していることを指摘。ボランティアでなく有料のガイド・パンフレットも必要と。また混雑しているところではお金によりファストパスのようなものを積極的に導入を。なかなか鋭い指摘が多い良書2021/04/20

Willie the Wildcat

56
可能性の追求とマーケティング。主副の強みの再分析も一理。特に、文化財整備の現状に少なからず失望。以前NHKで観た「日光東照宮の劣化」を彷彿。外国人観光客が落とすお金ではなく、あくまで海外の方々と共に文化財を保護することを主眼と捉えたい。故に、過渡な観光ロジスティクス整備には懸念。加えて、GWの廃止も総論賛成も各論には違和感。あまりにGDP比率等を意識し過ぎて、”心”を見失っている気がする。結果論として「おもてなし」の精神が、海外から訪問される方々の印象に残ってくれる文化でありたい。2015/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9756240
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。