変貌するコンテンツ・ビジネス―メディア・ソフト市場のこれから

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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492501399
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3034

内容説明

映画・放送・ゲーム・音楽・出版などさまざまな業界にまたがるコンテンツ・ビジネスは、ここにきて、インターネット、第3世代携帯電話が急速に普及するなか、「新旧メディア」がからみあい、急展開の様相を示しています。しかし、コンテンツの市場構造、市場規模、その流通について本格的な分析はあまりなされてこなかったのが実状です。本書は、総務省情報通信政策研究所が「メディア・ソフト研究会」での議論をベースに最新のデータ・分析を加味して「コンテンツのいまとこれから」をまとめあげたものです。「アナログからデジタルへ」がキーワードであった時代が終わり、「ネットワークが鍵を握る」時代の到来を告げる本書は、コンテンツ業界関係者のみならず、通信・放送業界関係者、事業戦略立案担当者にとって必読の1冊です。豊富な図表、具体的なビジネス事例をもとにわかりやすく書かれているため、複雑で専門知識を求められるコンテンツ分野の入門書としてもおすすめです。

目次

第1章 メディア環境の変化―新たなメディアとしてのデジタルネットワーク(インターネットのブロードバンド化;携帯電話ネットワークの高速化;放送のデジタル化と多チャンネル化)
第2章 メディア・ソフト業界の動向(メディア・ソフトとは;メディア・ソフト業界の最近の動向)
第3章 新たな流通の場としてのインターネットとメディア・ソフトの展開(新たな流通の場としてのインターネット;インターネットにおけるメディア・ソフトの展開)
第4章 メディア・ソフト市場の発展のために(メディア・ソフトの市場構造上の機能;メディア・ソフト市場発展のための課題・方向性;スーパー・プロデュース―メディア横断的なプロデュース)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネクロス

5
図書館本、初版10年前だから、読むのが遅すぎた感はあった。当時から指摘されつつ、うまい解決策の出ていない話はいっぱいあるな。むしろ、この本の議題+現在どうなっているか、という観点で読んだ。2015/11/09

くりりんワイン漬け

0
メディア事業の環境変化、それに伴う新しいソフトウェア市場の動向などを多くのデータを基に分析をして簡単に紹介をしている。現在のアライアンスなど仕組みも紹介しているのでこの一冊である程度業界の流れ(上っ面)を把握するこは出来る。 良書である。流石総務省情報通信政策研究所。  ただ上っ面だけなので予見等を期待するのは難しい。 国の研究機関であれ私的研究機関であれ予見を記載して初めてマーケット動向における研究である。誰もコミットは期待していないので最後の結論はもう少し記載していただきたかった。2006/03/01

i-miya

0
菅谷実2006/07/28

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