内容説明
映画・放送・ゲーム・音楽・出版などさまざまな業界にまたがるコンテンツ・ビジネスは、ここにきて、インターネット、第3世代携帯電話が急速に普及するなか、「新旧メディア」がからみあい、急展開の様相を示しています。しかし、コンテンツの市場構造、市場規模、その流通について本格的な分析はあまりなされてこなかったのが実状です。本書は、総務省情報通信政策研究所が「メディア・ソフト研究会」での議論をベースに最新のデータ・分析を加味して「コンテンツのいまとこれから」をまとめあげたものです。「アナログからデジタルへ」がキーワードであった時代が終わり、「ネットワークが鍵を握る」時代の到来を告げる本書は、コンテンツ業界関係者のみならず、通信・放送業界関係者、事業戦略立案担当者にとって必読の1冊です。豊富な図表、具体的なビジネス事例をもとにわかりやすく書かれているため、複雑で専門知識を求められるコンテンツ分野の入門書としてもおすすめです。
目次
第1章 メディア環境の変化―新たなメディアとしてのデジタルネットワーク(インターネットのブロードバンド化;携帯電話ネットワークの高速化;放送のデジタル化と多チャンネル化)
第2章 メディア・ソフト業界の動向(メディア・ソフトとは;メディア・ソフト業界の最近の動向)
第3章 新たな流通の場としてのインターネットとメディア・ソフトの展開(新たな流通の場としてのインターネット;インターネットにおけるメディア・ソフトの展開)
第4章 メディア・ソフト市場の発展のために(メディア・ソフトの市場構造上の機能;メディア・ソフト市場発展のための課題・方向性;スーパー・プロデュース―メディア横断的なプロデュース)
感想・レビュー
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