出版社内容情報
ノーベル経済学賞を受賞した著者の最後の著書。著者自身のそれまでの著作を再検討し、貨幣と市場との関係を総合的に明らかにしようと試みた金融理論研究の決定版。
内容説明
世界を代表する経済学者ヒックス卿が、50年以上にわたる研究活動の最後に著わした金融経済論。
目次
第1部 市場の作用(供給と需要?;投機の機能;製造業者の価格形成;労働市場)
第2部 貨幣と金融(貨幣の性質;市場が貨幣を作る;銀行と銀行貨幣;資産間の選択;利子論;株式市場)
第3部 問題と政策(古い景気循環;信用経済;利子と投資;国際経済;インフレーションの悪とは何か)
付録 危険と不確実性