幼児化する日本社会―拝金主義と反知性主義

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幼児化する日本社会―拝金主義と反知性主義

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492394854
  • NDC分類 304
  • Cコード C3033

内容説明

なんでも「ズバッと」が社会を狂わせる。日本社会は一体どこで歯車が狂ってきたのか。

目次

第1章 子どもの世界は大人の鏡
第2章 家族の変質
第3章 教育の混乱
第4章 企業倫理の崩壊
第5章 マスメディアの堕落
第6章 規制緩和と地方分権の落とし穴
第7章 地方の瓦解
第8章 ポスト産業資本主義と新しいコミュニティー
付章 二分割思考は知的退行

著者等紹介

榊原英資[サカキバラエイスケ]
早稲田大学教授。1941年生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員準教授を経て大蔵省国際金融局長、財務官を歴任。2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

15
ぜんぶ、資本主義のせいだ。2015/05/26

けんとまん1007

9
少し前の出版ではあるが、まさに、今のこの国は、この延長線上にあると思うし、ますますその傾向も強くなってきている。思うに、段々我慢できる人が少なくなってきているのだと思う。自分で考えることを放棄して、何かの情報に頼り、先のことは考えずに、大樹の陰にはいって一緒になって騒ぐだけで、自分自身がなく責任からも逃げる。汗をかくことを嫌ということだろうとも思う。地べたを這いずり回るようなことが、評価されず、厭われるようになってしまったことは、残念だ。その中で、何ができるりか・・自分で動くしかない。2013/08/16

tama

7
図書館本 うーーん 読み終えたけど、求めたものとは若干違った。「考えるのを厭う人達」は二項対立型と関連することを少し語ってるけどその原因についてはほとんど語られてない。最近の政治に絡める話が多いなぁ。そんなのどうでもいいから「考えない人達が生まれ増える深い原因8割、対策2割」の本を誰か書いていないかな。テレビ放送以前から「考えずに乗っかる」連中は日本に腐るほどいたからね。2015/03/18

かやん

7
図書館で見つけました。2007年に発行とありますが、6年経った今、ますます幼児化する一方の日本社会…子どもの教育ひとつとっても、規制色の強い公教育よりずっと塾の方がいい仕事をしていると。勉強したい子はどんどん伸ばしてくれる目的がはっきりしているから。今後良くなっていく希望が持てないだけに、わかるけどどうする…という感じ。2013/08/05

noritsugu

6
参考になる情報はあったけど、教育論に関してはエリートの考えそうな素人教育論を超えていないかなあ~2009/08/09

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