情報化と経済システムの転換

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492312971
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3033

内容説明

IT化の進展は経済システムの構造にいかなる変革をもたらしたか。オープン化・モジュール化・カプセル化の流れに日本的企業システムが対応できなかったのはなぜか。情報化の意味と影響、可能性と限界を論じる。

目次

第1部 情報化の経済学(情報化とデジタル化・電子化社会;情報技術の発展と経済活動;モジュール化の非インセンティブ理論)
第2部 経済システムの変化(インターネットによる情報通信産業の垂直非統合;情報価値の収益モデル;情報化と金融仲介;「情報財」の取引と権利保護―著作権をめぐる「法と経済」的アプローチ)
第3部 情報化の実証分析(情報化と組織アーキテクチャ;ゲームソフト産業における企業組織と成果―抱え込み型と外部活用型;企業間分業構造、製品/部品構造と電子商取引システム―自動車、パソコン産業を例として)

著者等紹介

奥野正寛[オクノマサヒロ]
1947年生まれ。東京大学経済学部卒、スタンフォード大学経済大学院修了(Ph.D.)。イリノイ大学助教授、横浜国立大学助教授、東京大学助教授等を経て、現在、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授

池田信夫[イケダノブオ]
1953年生まれ。東京大学経済学部卒業後、NHKで報道局などに勤務し、1996年慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター教授などを経て、現在、経済産業研究所上席研究員
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