脱物質化社会

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492222072
  • NDC分類 332
  • Cコード C3036

出版社内容情報

『インディペンデント』の名物記者が描くスリリングな経済社会論。脱物質化社会とは、どんな社会なのか。記者ならではの具体的な観察で鋭く指摘。先進国経済の行く末を占う書。

内容説明

IT、グローバル化、福祉の終焉、国境の消滅。この大変化の真の原因は、何なのか?『ビジネス・ウィーク』ブック・オブ・ザ・イヤー受賞の話題作。

目次

第1章 ウェイト‐レス社会
第2章 仕事はどこへ行った?
第3章 ウェイト‐レス社会の仕事
第4章 「草の根」を育てる
第5章 フレキシビリティの恐怖
第6章 「福祉」の終わり
第7章 諸国民の高齢化
第8章 世界化とグローバロニー
第9章 「見える」都市と「見えない」都市
第10章 政府を組み替える

著者等紹介

コイル,ダイアン[コイル,ダイアン][Coyle,Diane]
オックスフォード大学ブレーズノーズ・カレッジで哲学、政治学、経済学を学び学士号と修士号を取得、ハーバード大学からは経済学の修士号と博士号を取得。英国大蔵省、民間調査会社DRIヨーロッパの上級エコノミスト、『インベスターズ・クロニクル』誌や『インディペンデント』紙の経済担当の記者を経て、現在は自ら設立したコンサルティング会社「エンライトメント・エコノミックス」代表取締役を務めるとともに『インディペンデント』紙のコラムニストとしても活躍している。また、2000年には卓越した金融ジャーナリストに贈られる「ウィンコット賞」を受賞。その他、政府の競争委員会の調査審議会委員、ロイヤル・エコノミック・ソサエティー(英国経済学会)の評議委員、ロンドン大学研究センター運営委員なども務めている

室田泰弘[ムロタヤスヒロ]
1965年東京大学工学部、67年同経済学部卒業。日本経済研究センター主任研究員、埼玉大学助教授を経て、現在湘南エコノメトリクス社長

矢野裕子[ヤノユウコ]
1973年東北大学経済学部卒業。79年スタンフォード大学食糧問題研究所修士課程修了(MA)。(財)日本エネルギー経済研究所、国連開発のための技術協力局を経て、現在矢野&アソシエーツ代表として、主に海外の経済規制制度の調査に携わっている

伊藤恵子[イトウケイコ]
1974年スワスモア大学卒業。76年エール大学より東アジア研究修士号を受ける。国連、欧州復興開発銀行、および世銀で広報担当、報道官を経た後、LSE(ロンドン大学)より経済史博士号を取得。現在、著作、翻訳、通訳活動を行っている。ロンドン在住
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