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西洋服飾史 図説編

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784490205053
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C1022

内容説明

服飾史研究の泰斗・丹野郁博士の多年に渡るフィールドワーク(服飾史資料の調査および撮影・蒐集)の貴重な成果を図録として集成した至便な一冊。ロング・セラー『西洋服飾史(増訂版)』に準拠しながら、多くの資料写真・図版で構成した図説版の西洋服飾史。テキスト版である前著と併読することで、西洋服飾史への理解は一層深まる。

目次

古代(エジプト;西アジア ほか)
中世(ビザンティン;サラセンとフランク ほか)
近世(バロック)
近代(ロココ(18世紀の服飾)
フランス革命期(1789年~1795年) ほか)
現代(末期バッスル調(1871年~1900年)
アール・ヌーヴォーとナチュラル・スタイル(1890年~1910年) ほか)

著者等紹介

丹野郁[タンノカオル]
1938年東京女子高等師範学校家事科卒業。1951‐54年オレゴン州立大学家政学部、ソルボンヌ大学文学部にて西欧服飾史の研究。1956‐58年東京大学文学部美学美術史学科研究員。1960‐70年服飾史関係の資料収集のため、2~3年毎に6カ月ずつ渡欧。1990年勲三等宝冠章受章。現在、埼玉大学名誉教授、国際服飾学会会長、文学博士。著書に、『近代西欧服飾発達文化史』(日本風俗史学会第一回「江馬賞」受賞)(光生館、1963年)、『南蛮服飾の研究』(日本家政学会賞受賞)(雄山閣出版、1976年)など。国際服飾学会会長、服飾美学会、ジャポネズリー研究学会、地中海学会、ユネスコ・イコム・コスチューム部門国際委員会委員、ほか所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

43
資料の本。世界史がすっからかんな私にとっては『これはいったいどんな時代だったのー?』と時代を抑えるだけでもいっぱいいっぱいですが、図が多いのでどうにか読み進められました。この本は男性や労働者の服装についても言及があるので有難いです。この本を読んでいるとディズニーのお姫様の衣装がちゃんと時代に即したものだと分かってびっくりします。白雪姫のドレスの袖の謎。ラプンツエルのドレスはシンプルなのに、ベルやシンデレラよりも後の時代のモチーフなんですね。装飾品や装備についてもう少し詳しく知りたいので他の本も読んでみます2018/03/11

さゆき

5
図版だけでなく、当時の衣裳がたくさん掲載されていて楽しめます。14世紀の物まで遺されていたのには驚きましたが、あとがきで作者が苦心して各地を回り、撮影したことを知りました。一番好きなのは、やはりバッスルドレスで、デザインもシルエットも素敵です♪2015/01/13

めぐみこ

2
写真や図がたくさんで良かった。髪型や靴の図もあってほくほく。男女ともにロココ時代が一番好きかなぁ。南蛮風の立ち襟(P43)が日本に伝わってるのにびっくり。2013/07/19

カモメ

2
写真や絵がいっぱいで、見ているだけで楽しかったです。 絵を描くときに参考になりそうです。2012/04/08

小町

2
すっごく面白かった! 西洋の衣装の遍歴が、たくさんの図説をもとに解説されている。 女性のパンツスタイルが案外古くからあったこや、男性もコルセットをしたりしていたことに驚きました。 それぞれの時代の衣装が美しいが、私はフリルだけでなくレースも欲しいので、近代以降が好きだー。 男性のスーツも、近代は襟が立っているのよね、好きだ・・・! もっと詳しく知りたいが、よい本はないものか。 これの日本版、中国版も欲しい~!2007/02/17

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