出版社内容情報
文章を書く上での基本的な作法、効果を高める様々な表現技術まで、文章上達のためのポイントを簡潔に解りやすく解説する。実用に役立つ総合的文章作法事典。メールやブログで発信する人にもお奨めの一冊。
内容説明
文章を書くうえでの基本的な作法から効果を高めるさまざまな表現技術。そして文章の奥にいる人のけはいを映し出す表現の形と心まで日常から文学へと広く実用に役立つ総合的な文章作法事典。
目次
1 書く―文章をはっきりと(句読点のルール―打つも打たぬも思いやり;記号類の活用―使いすぎは品格をおとす;漢字・ひらがな・カタカナの使い分け―文字に思想をこめて ほか)
2 練る―表現をゆたかに(情報待機―サスペンスをつくりだす;漸層・漸降―上りと下りは勢いが違う;倒置表現―計画的に取り乱す ほか)
3 研く―文体をしなやかに(語感―ことばのにおいを嗅ぎわける;書き出し―もう読まずにはいられない;結び―ギュッと締めて、フワッと放す ほか)
著者等紹介
中村明[ナカムラアキラ]
1935年9月9日、山形県鶴岡市の生まれ。国立国語研究所言語行動研究部第一研究室長・成蹊大学教授を経て、早稲田大学教授。専攻は文体論・表現論。早稲田大学日本語研究教育センター所長・早稲田大学国語学会代表委員・日本文体論学会代表理事を歴任。『角川新国語辞典』『集英社国語辞典』の編集委員。『三省堂類語新辞典』の編集主幹。高等学校国語教科書(明治書院)統括委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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