センスをみがく文章上達事典―魅力ある文章を書く59のヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490106763
  • NDC分類 816
  • Cコード C0581

出版社内容情報

文章を書く上での基本的な作法、効果を高める様々な表現技術まで、文章上達のためのポイントを簡潔に解りやすく解説する。実用に役立つ総合的文章作法事典。メールやブログで発信する人にもお奨めの一冊。

内容説明

文章を書くうえでの基本的な作法から効果を高めるさまざまな表現技術。そして文章の奥にいる人のけはいを映し出す表現の形と心まで日常から文学へと広く実用に役立つ総合的な文章作法事典。

目次

1 書く―文章をはっきりと(句読点のルール―打つも打たぬも思いやり;記号類の活用―使いすぎは品格をおとす;漢字・ひらがな・カタカナの使い分け―文字に思想をこめて ほか)
2 練る―表現をゆたかに(情報待機―サスペンスをつくりだす;漸層・漸降―上りと下りは勢いが違う;倒置表現―計画的に取り乱す ほか)
3 研く―文体をしなやかに(語感―ことばのにおいを嗅ぎわける;書き出し―もう読まずにはいられない;結び―ギュッと締めて、フワッと放す ほか)

著者等紹介

中村明[ナカムラアキラ]
1935年9月9日、山形県鶴岡市の生まれ。国立国語研究所言語行動研究部第一研究室長・成蹊大学教授を経て、早稲田大学教授。専攻は文体論・表現論。早稲田大学日本語研究教育センター所長・早稲田大学国語学会代表委員・日本文体論学会代表理事を歴任。『角川新国語辞典』『集英社国語辞典』の編集委員。『三省堂類語新辞典』の編集主幹。高等学校国語教科書(明治書院)統括委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルル

13
(自分にとっては)付け焼刃で使えるようになるような代物ではありませんが、 自分の文章を見つめ直す機会が持てます! 文章は思考の見える化、とすると ・・・なんと自分の思考は底が浅いこと!2018/10/26

かのこ

3
比喩に反復、擬人化、倒置…普段なにげなく読んでいる文章表現には、実はものすごく工夫が凝らされてる。そして、自分が書く文章にも、そうした技術が少しずつ織り込まれているのだな。小説を読んでいると。目で文字を追って脳内で映像化してストーリーを再生してしまうことがあるけど、読んでるのは文学なんだから、日本語としての表現も楽しまないと損だな。名文と呼ばれる近世の文学も、読んでみたくなった。2017/01/31

ちいくま

3
大好きな作家さんたちの文章が、どうして素敵なのか、どこが自分のツボにはまるのか、を当てはめながら読みました。最初の「書く」の章は読みやすかったですが「練る」「研く」の章に進むにつれて、センスというより技巧の解説?が多くなっていって、自分の好みじゃなくなってくる、と自覚。読む側にとってもセンスをみがくって難しいです…2016/01/03

おとなふみちゃん

2
珍しく、購入してみた。辞書コーナーにあったが、名作や、その文章の書き方の説明などがあり、楽しく学べそう。2011/08/31

すみさ

1
1日一項目読んだ。わあ、面白い!ということはないが、ところどころ、ほうほうなるほどねということもあり。2017/01/29

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