内容説明
いろいろな状況のもとで、その名前を変える分散分析。でも、その本質は「差の検定」にある―計算量の多い分散分析はどうしても統計ソフトまかせになってしまうが、ソフトまかせでは、その本質を理解したとはいえない。電卓でも計算できるデータを用いている本書は、公式と例題を見比べながら読み進むことで、そのしくみと本質に迫る。
目次
0章 分散分析を始める前に!
1章 2つの母平均の差の検定
2章 はじめての1元配置の分散分析
3章 はじめての多重比較
4章 はじめての反復測定による1元配置の分散分析
5章 はじめての2元配置の分散分析
6章 はじめてのくり返しのない2元配置の分散分析
7章 はじめての共分散分析
8章 はじめてのノンパラメトリック分散分析
9章 実験計画法のはなし
著者等紹介
石村貞夫[イシムラサダオ]
1975年早稲田大学理工学部数学科卒業。1977年早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻修了。現在、鶴見大学准教授。理学博士。統計コンサルタント・統計アナリスト
石村光資郎[イシムラコウシロウ]
2002年慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業。2004年慶應義塾大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻前期博士課程修了。現在、慶應義塾大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻後期博士課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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