内容説明
ネバーランドは上を下への大騒ぎ。というのも、ガラスが丘に植わっていた若返りの果実をつけるリンゴの樹が、ネバーランドをわがものにしようとたくらむ魔道師バンパーに盗まれてしまったのだ。あなたは猫妖精のティルトになり、バンパーを倒して、リンゴの樹を奪い返さなければならない。項目数1000を誇る、世界最大のゲームブックついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋山真琴
3
なるほど、国産ゲームブックの傑作と言われるだけのことはあります。武器集めに仲間集め、地図を見返しながらネバーランド中を走り回りながらフラグを揃えていって、準備が整ったらラストダンジョンに乗り込むというのは好みな展開です。ネバーランド世界を冒険する第一部が面白かっただけに、ひたすらマッピングを強いられる第二部は苦痛でした。と言うか、一階分を完璧に記録した時点で諦めました。パラグラフ1000という謳い文句が欲しかったのでしょうか……まあ、でも、こういう不親切感が昔っぽくて、それはそれで良いですね。2014/06/27
Tatsuya
1
数年ぶりに何度目かの再読。和製ゲームブックの傑作のひとつ。「ですます」調で綴られる童話風のメルヘンな世界観と、緻密に設計された双方向のシステムが気に入ってます。サドンデスが多い代わりに、主人公が二回まで復活できるようになっているあたりのバランスも絶妙。フィールドをくまなく歩かないと必須アイテムが見つからないあたりの難易度の高さも良い感じ。ただし、ラストダンジョンの無駄なパラグラフの多さと無味乾燥さはやっぱりどうかと思う(笑)。2009/10/18
ひろにゃご
0
既読。