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創元コンテンポラリ
エンジェル・フアン―ウィーツィ・バットブックス〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 203p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488802066
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

魔女の子ウィッチ・ベイビの恋のお相手は、天使という名の男の子、エンジェル・フアン。「もっと世界をよく知りたい」そう言って旅立っていった彼を、ウィッチ・ベイビは追いかけずにはいられなかった。行き先はニューヨーク。大都会のまんなかで途方に暮れる魔女の子に、強い味方が現れる。じつはそれ、おじいちゃんってことになってるチャーリーの「幽霊」なんだけど!一緒にみつけた手がかりは、木の上の空っぽな家、通りに落ちていた絵はがき、食堂に立つ天使のマネキン―。エンジェル・フアンの身にいったい何が?スリリングな冒険と恋のゆくえに目が離せない、第4弾。

著者等紹介

リア・ブロック,フランチェスカ[リアブロック,フランチェスカ][Lia Block,Francesca]
ロサンゼルス在住の作家。全米で大ブレイクしたシリーズ「ウィーツィ・バットブックス」ほか、短編集『“少女神”第9号』(理論社)などの作品がある。「Buzz」誌で“LAでもっともクールな人びと”のひとりに選ばれ、「ヴィレッジ・ヴォイス」ではLAの詩人と評された

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。法政大学教授、翻訳家

小川美紀[オガワミキ]
カンザス州セント・メアリーカレッジ卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬見

14
旅立った大好きな人を追って、ウィッチ・ベイビはNYへ。きらきら光る祖父のゴーストを肩に、NYを駆け回る。愛しているから自由にする。愛はやってくる。そういうものだから。平井堅の「魔法って言っていいかな?」を思い出した。自分はたった一人だという孤独の意識がウィッチ・バットが抱えていた呪いだったのだろう。でも、もう大丈夫。愛する人はずっとそばにいる。思い続ければ、心の内に棲み続けることに気づいたから。カメラを覗けばみんなが自分とちっとも変わらないことを知ったから。彼女はもう孤独じゃない。2018/02/06

kimumaki

0
ウィッチ・ベイビの恋人、エンジェル・ファンが突然N.Y.に行ってしまう。ウィッチ・ベイビは単身N.Y.にエンジェル・ファンを探しに行く…。ウィーツィーのお父さんの幽霊!に助けを借りてエンジェル・ファンを探す。この作品はエンジェル・ファンの自立の話とウィッチ・ベイビの家族への愛、そしてエンジェル・ファンとウィッチ・ベイビとの関係をとてもうまくまとめている。幽霊が出てくるあたり本当にファンタジックになってきているなぁ。2005/02/23

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