創元SF文庫<br> アステロイド・ツリーの彼方へ―年刊日本SF傑作選

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創元SF文庫
アステロイド・ツリーの彼方へ―年刊日本SF傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 610p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488734091
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2015年の日本SF短編から、上田早夕里、円城塔、梶尾真治、上遠野浩平、北野勇作、坂永雄一、菅浩江、高井信、高野史緒、飛浩隆、酉島伝法、野崎まど、林譲治、速水螺旋人、伴名練、藤井太洋、 宮内悠介、森見登美彦、ユエミチタカのコミック2編を収録。さらに巻末には山本弘氏をゲスト選考委員に迎えた第7回創元SF短編賞受賞作と選評を掲載。編者による各作品解説や年間日本SF概況なども充実した、この一年の日本SFの収穫を網羅する年刊傑作選。

大森望[オオモリノゾミ]

日下三蔵[クサカサンゾウ]

内容説明

2015年日本SF短編の精華20編。

著者等紹介

大森望[オオモリノゾミ]
1961年高知県生まれ。京都大学文学部卒。翻訳家、書評家。責任編集の“NOVA”全十巻で第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門を受賞

日下三蔵[クサカサンゾウ]
1968年神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。書評家、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

92
野崎まどの【インタビュウ】にはもう大爆笑。暫く思い出し笑いしそう。好きな作家、興味ある題名の順に読み、最後に読む事になった(スミマセン)菅浩江の【言葉は要らない】が一番好きな作品に。人に心を閉ざし、医療ロボットの開発に全てを捧げてきた老科学者を、優しく抱きしめたものは。ぐっときた。表題作を含む上田早夕里の短編集がもうすぐ出るらしい。待ち遠しい事この上ない。2016/08/31

はるを

45
⭐️⭐️⭐️⭐️☆。全体の7割くらい読んだところで何と本をなくしてしまいました。?全体的に面白かったように思いました。なんか、このシリーズハマっています。なんでだろう?つまんないのもたくさんあるのに。2017/11/02

里愛乍

31
個人的見解でありますが、その作家さんとの相性を測るなら、SF特に短編、それは短ければ短いほど分かりやすい、と思っております。そいういう意味でも北野氏の百字小説は面白かった。森見登美彦、円城塔、野崎まど、伴名練等、今をときめく作家陣のタイトルが連なり非常に読み応えがありました。初読作家さんでは菅浩江さん。正当、というか真摯なスタイルのSFで非常に好みです。真摯といえば上田早夕里さんも矢張り綺麗で切なくて、さすがは締めとタイトルをキメるに相応しい小説だなと思いました。2019/09/08

かわうそ

29
今年も日本SFの最先端を存分に堪能。奇想系の作品が特に充実していた印象でした。飛浩隆「La Poesie sauvage」、酉島伝法「橡」、伴名練「なめらかな世界と、その敵」がベスト3。2016/07/10

更紗姫

27
■『吉田同名』、奇妙奇天烈な味。あらら、ここに落着するの・・・呆れた。吉田氏が割とあっさり自己を肯定できる気質の人でよかった(のか?)■菅浩江は医療現場に詳しいのだろうか。『誰に見しょとて』でも、ズバリ臭いという問題点に切り込み、ソリューション〈ステラノート〉を提供した。介護従事者の「あるある」問題に、口下手で真摯な研究者二人の交流を絡めて、ジワジワ感動させる。■『ほぼ百字小説』は短い一つ一つがとても深かったり、とぼけていて、怖い。奥さんもお嬢さんも幸せなんだろうな。この味わいも好きです。2017/01/04

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