内容説明
エリックたち一行は、貿易船エクスカリバーを拝借し、連邦領タウ・セチへの違法ジャンプを計画する。だが、彼らが実際にジャンプした先は、あろうことか連邦統治領警戒網の外側―深宇宙に燃えさかるノヴァの真正面であった。この劫火を前に、エクスカリバーには重大な欠損が生じる。さらに、漂流する彼らの眼前に、大宇宙船団が現れたのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
19
88年(昭和63年)の430円の初版。Cパイクと言えばUSSエンタープライズの二代目艦長でスポックの元上官…になるわけで、同じ名前のペンネームは良い度胸。著者の作品の傾向は概ねラノベで、ジャンルとしてのSFは珍しい。カバーの幡池氏による貨物船の描写は判り易い。人類の恒星間航宙には物理的な行動制限がある。若き主人公エリックたちは天文現象を利用して制限をクリアするが、そこで遭難し、さらに世代間航宙船の一群と出合う。青年主人公たちの奮闘を少し青いような筆致で描写している。話自体は大きく結末も印象的。★★★★☆☆2020/10/07
まなな
0
ジュブナイル ライトノベル?2009/11/15
レンズマン
0
694-01