内容説明
惑星ダーコーヴァで、地球人ダン・バロンは奇妙な幻覚に悩まされていた。いずことも知れぬ山城の戦いの光景、はたまた金の鎖を持ち炎に包まれた女性の姿。やがてコミン評議会に招かれ、バロンは地球人地区をあとにする。幻覚がますますひどくなるなか、〈魔の風〉が吹きすさぶダーコーヴァの奥深い山脈へと足を踏み入れる彼を待ちうけるものは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
9
読破。ようやく手に入れた思い入れのある年代記です。そして、どうしても最初に読みたかったのがこの作品。このシリーズを思い出すと、真っ先に浮かんでくるのがダン・バロンだから(笑)☆マキャフリの『2015/04/25
でんか
3
蔵書整理で再読中。ストーンに、ダン・バロンが乗っ取られる。はるかなる~ででてきたラリー・モントレーがデシデリアとともに協力する。デシデリア、またあとの作品で出てくるのですが、まだ若いなー。2017/10/20
ホレイシア
3
やっぱりファンタジーとして読んだよなー。この世界にどっぷり浸かった時期が確かにあったのだ。2008/01/05
みずえ
2
再読。間が開くと登場人物があやふやになる自分の記憶力の残念さに絶望。ともあれ、懐かしく読んだ。2015/05/04
鐵太郎
1
ローラン・ストーンはただ寝ていたのではなかったのです。彼は精神感応力を伸ばしてバロンの脳と接触し、レリスと共に旅をしていたバロンの頭を乗っ取ってしまう。山の中に一人で入っていくローラン=バロンは、どこへ行くのか。メリッタと出会えるのか。アルダラン家の養女デシデリア・レイニアー(16歳)とはいったい何者か。安直な予定調和って感じですが、ダーコーヴァ世界の謎が一つ開かれます。2009/05/02