創元推理文庫<br> 神の目の小さな塵 〈上〉

創元推理文庫
神の目の小さな塵 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488654016
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

15
西暦3017年、銀河系の隅々まで統治する人類帝国に対し、海賊や叛乱軍と宇宙空間で交戦する宇宙帝国海軍の巡洋艦<マッカ-サ->号の若き艦長・ロデリック・ブレイン卿は、ある日、正体不明の宇宙船と遭遇した。 人類が異星人(モート人)とのファ-スト・コンタクトを描かれた、ロバ-ト・A・ハインラインが絶賛したという、奇々怪々のSF巨編の開幕編。〝異星人は、じっと動かずに、彼の方を見ていた・・・頸のない、左右不等の奇怪な頭をもつ、滑らかな褐色の毛に覆われていた・・・茶と白の縞目のモート人は、すべて女性。褐色の↓2024/02/03

宇宙猫

8
★★★★★

ニミッツクラス

7
78年の400円の再版(初版も同年)を再読。初版から2ヶ月で再版が出たのがすごい。まだ上巻だが、当たりの嬉しい予感・・とは言うものの、これを書いている時点で下巻の結末も概ね知っているし、98年に驚きの続巻も出ているので、手放しでヨイショできるわけではないが・・。本書の巻頭に年表が載っていて、物語は3017年から始まる。2008年に恒星間ドライブを確立しているのは、ニーヴンとしても大風呂敷だろう。情報を小出しにして厭きのこない展開にしてあり、今のところダイナミクスさはないが下巻への期待が高まる。★★★★☆☆2015/03/30

rinD

4
岡田としおさんがYouTubeで絶対読むべきSFと言うことで紹介していたので手に取りました。専門用語が多くて、結局今どうなってるの、という大筋を追うので精一杯。ただ、今の飛行機のように星間を動き回れると言う想像を超えた科学力があるのに、人間は今と、いや20世紀とほとんど変わらないことに残念な気がしました。科学が発達するのだから人間の精神も発達しないと、科学を悪用する人が地球を滅ぼしてしまうと思ったからです。モート人は、その表現から姿を想像してみましたが、結局人間の思考の範囲の中の産物のような気がします。2022/07/01

U

4
冒頭はいわゆるスペースオペラ。人類は銀河帝国を築いて宇宙戦艦が飛び交う世界観。ここに異星人の宇宙船が接触してきます。ここで出てくるモート人の正体に迫って彼らの母星を目指します。今後編の途中を読んでいますがファーストコンタクトとして設定がよく作り込まれており先が気になります。「三体Ⅱ」のような軍事・ファーストコンタクト要素を探されている方にお勧めします。2022/07/02

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