内容説明
ホークムーンの世界は変貌してしまった。今の歴史によれば、ロンドラ会戦から５年間、彼は狂気にとらわれていたという。ここには存在しない妻とふたりの子供もまた、狂気ゆえの幻想であった…。そんな彼のもとを、ある日カティンカと名乗る女性が訪れる。イッセルダの姿を求め、彼はカティンカとともに旅に出るが…？快調の三部作、第２巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬至楼均
1
前4部作では全く感じなかった”永遠の戦士”色がここで一気に爆発。ルーンの杖秘録の執筆時にはまだ存在しなかったアイディアなのだから当然ですね。よって例の「黒の宝石」の特性もなにやらとってつけたようで。2009/07/22
