感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
25
86年(昭和61年)の400円の文庫7版(初版77年)。ライバーの二剣士ファファード&グレイ・マウザー(全7巻、邦訳5巻)の初巻。時系列に沿って編み直した底本の邦訳だから、初巻の本書は二剣士の出合いとなる。二人は素人時代に海賊船で会っているが親交は無かった。三章立てで、最初は北方の住人ファファードの生立ちと恋人ヴラナの話。二章目は南方の住人グレイ・マウザーと恋人イヴリアンの話。三章目が魔都市ランクマーで邂逅した4人の話で、この章でH賞、N賞の各々中編賞を受賞。先ずは二剣士の摺り合わせとなる。★★★★☆☆2023/12/27
どんまいシリル
6
放浪惑星が読みたかったが図書館にないので代わりに読んだ。まずは表紙。6頭身はやめて~!そして、何やらうさんくさい主人公たち。結末も期待とは大きく隔たり、私には合わない物語だった。2017/06/03
aki
1
本棚の「闇」に埋もれていた本を発見。ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞作「凶運の都ランクマー」は、この短編集に入っていたのか。勘違いしてたかも。「凶運の都~」はファファードもグレイ・マウザーもランクマーの一角で恋人と楽しく暮らしていましたとさ。その一角を2人が不在の間にネズミの化身の如き怪しい魔法使いがネズミたちを使って襲撃。2人の恋人たちを……にしてしまう。復讐するは我にあり。2人は魔法使いがいる集合住宅に乗り込み…という展開。7作まで出てるんやったら、あと2作の翻訳もお願いしますよ。2024/04/29
マサトク
1
35年ぶりぐらいに読んだぞ。話は忘れてるので新鮮な気持ち。北方民族の長身の剣士ファファードと、南方出身・短躯で弁舌の立つマウザーがランクマーの都で偶然出会い、意気投合して盗賊組合との戦いに身を置く……古色蒼然たる読み味ではあるが、なに、これもまた良し。続きも読むぞ。2022/03/30
おかまたけ
0
クロちゃんのRPG見聞録で知って買い漁った。