内容説明
バブ・キンネアドの体内には、すぐれた知性を持つゼリー状の知性体が住みついていた。二人は生体を共有して生きていたのだが、それがうまく機能しなくなりはじめたのだ。免疫反応がなくなり、しだいに弱りはじめるバブ。彼の命を救うには、七年前に行方不明となった知性体の宇宙船を探しだし、母星の科学者と連絡をとらなければならないのだが!?傑作『20億の針』の続編登場。
著者等紹介
小隅黎[コズミレイ]
1926年金沢生まれ。1950年東京工業大学卒業
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