創元推理文庫<br> 月世界へ行く

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創元推理文庫
月世界へ行く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488606015
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

103
最高に面白い!これまで読んだSFのベストテンを選ぶときには必ず入れたい1冊。砲弾に乗り込んで月まで旅するお話。予期せぬ出来事が次々と起こって、気をもみながらページをめくってしまう。宇宙や月の描写は詩情に満ちており、純粋なセンス・オブ・ワンダーを感じることができた。日本で言えば江戸時代にこのような物語を書いたヴェルヌの想像力にただただ驚くばかり。ロケット学者や宇宙飛行士たちもこの物語から影響を受けたそうだ。人間の持つ想像力は現実を変えていく力の源になるのだと思う。2014/02/09

nakanaka

65
「地球から月へ」が前編でこちらが後編でしたが、前編は未読…。読み始めてすぐに唐突な話の流れに違和感を覚えたものの読み進め、途中ググったことによってそこに気付くという…。残念な読書となってしまいましたが、なんとか読了。そこに気付いていればもっと楽しめたものの。しかしながら、天体や宇宙についてあまり興味も知識も無い私には難しい読書となってしまったのも事実。それにしても命知らずな三人の行動力には脱帽です。これは当然フィクションですが、こんな冒険家がいてこその今があるんだなと思い知らされます。2021/03/22

優希

59
発想が面白いですよね。186X年に大砲に乗って月世界へ行く。それは科学の集大成だったに違いないでしょう。ハードSFとも言える作品。面白かったです。2020/10/13

旗本多忙

16
発想がすごいわ(笑)大砲を打ち上げて、その砲弾の中に入って月に行こうってんだから。常人ではあり得ないね。それも186X年が舞台なんだから。人類が月に行ったのはもっと後なのに(笑)大砲クラブのバービケーン会長、ニコール、アルダンの3人が月面を目指すのだが、燃料は?空気は?行ったとしても帰れるの?なんか不安だらけじゃないのって感じだけど、彼らは砲弾の中で泰然として議論する。ヘタな資料より月科学がよくわかるかもしれないな(笑)2017/08/27

k16

9
20130206読了。 今更だが読んだ。 砲弾に乗ってで月まで・・ファンタジーと言うわけでもなく、19世紀の作と思えばハードSF間違いなし。 真上に打ち上げられ、前進というより常に上昇というところが新鮮。 前作にあたる『地球から月へ』も機会があれば読んでみたい。2013/02/06

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