創元SF文庫
わたしはロボット

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488604066
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

2050年、人間自身より強く信頼がおけ、しかも人間に絶対服従する優れた種族として読心ロボットが誕生する。しかしロボットが人間に近づけば近づくほど、人間はロボットに危惧の念を抱く。いつか世界政治の主役はロボットにとって代わられるのではないのか? 巨匠が自ら創案した“ロボット工学3原則”をもとに贈る、人間とロボットの織りなす連作短編集。ロボットSFの歴史的傑作。訳者あとがき=伊藤哲

目次
「ロビー」
「堂々めぐり」
「理性」
「あの兎をつかまえろ」
「嘘つき!」
「迷子の小さなロボット」
「逃避!」
「証拠」
「避けられた抗争」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

69
アシモフのファウンデーション・シリーズを読むつもり。 これから始めろ、と書いてあったファンブログがあったので。 なるほど、人類が宇宙に広がる取っ掛かりがここに。  さすが定番の面白さ。 連作短編なんだが、どの部分を映画にしたんだろう。(未見)2022/05/05

ぜんこう

21
ロボット工学の三原則のもとにロボットが高度化していく様子をスーザン・カルヴィンというロボット心理学者の話という形で描く短篇集。 人間に危害を加えず従順なロボットはいいと思うが、高度になって(危害は加えなくても)上から目線だとか、人間がロボットの考えていることがわからなくなるようになるのは、ちょっと考えさせられる。 でも最後、ロボットに人類の将来を託すようなのは、誤った道に行かないと確信できても不安。 やっぱり人間だけでは地球を良い方向には進められのかなぁ。2017/08/22

植田 和昭

8
ロビィ以外は面白くない。延々とロボット3原則の論理の話が続く。女性博士が主人公らしいがそのつながりもはっきりしない。最終戦争後各地区に分かれた世界をマシーンが支配しているようだが最終戦争があったことは推論できるだけだ。銀河帝国の興亡も面白くなかったが、こんなにも面白くないとは。読むのが苦痛である。これがSFの傑作なのだろうか。2024/03/19

5
"ロボット工学の三原則"は、SF界に深く浸透しているので元々知っていたが、きちんと読んだのはこれが初。面白い!三原則を元に、人間とロボットのやりとりを面白可笑しく描いている。ロボットと人間の知恵比べ、追いかけっこ、人間のふりをして紛れるロボット、人間によって作られたことを信じないロボット…。彼らはとても人間的だ。いきいきと振る舞うその姿に、何だか愛おしさのようなものを感じた。2014/08/14

miroku

5
再読だが、やはりアシモフは凄い♪2010/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/372538
  • ご注意事項