創元SF文庫
火星の古代帝国―合本版・火星シリーズ〈第4集〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 821p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488601423
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

合本版最終集。『火星の古代帝国』は、太古に滅びたはずの白色人帝国に迷い込んだカーターと孫娘ラナの脱出劇。『火星の巨人ジョーグ』には、一万体の人間と大白猿をして作られた巨人がヘリウム空軍と戦闘を繰り広げる同名中編と、突如飛来した木星人にカーターが木星へ連れ去られる「木星の骸骨人間」を収める。また巻末に、人造人間ものの単発長編『モンスター13号』を収録した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

9
せっかくなので、合本版でも登録。野田昌宏先生による、”バルスームの地図”と解説文”E・R・バローズの世界”は読み応えありますし、バローズ氏への愛が感じられる素晴らしい文章だと思いました。2018/07/30

いちはじめ

1
合本版・火星シリーズ最終巻。シリーズ外の「モンスター13号」も収録。美女を引き連れ大暴れするジョン・カーターも「火星の古代帝国」では、とうとう孫娘まで登場。未完の最終作では木星まで行ってしまうし、とんでもないわ(褒め言葉)。2002/09/29

shiro

0
とうとうカーターの孫が出てきた。が、彼女のお相手の扱いはあんまりだなーとちょっと同情。巨人の話はバローズの話ではないのね。違和感があったから納得した。一人称と三人称の違いはあるけど、それだけじゃなく吸引力とか臨場感が全然違う。おまけのモンスター13号も三人称だけど、それはバローズの文章そのものだった。木星の骸骨人間はぜひ完成形を見たかったな。2014/04/30

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