内容説明
町から町へと旅する吟遊詩人クレネンの一家が、見知らぬ少年を馬車に乗せたときから、過酷な運命が始まった。父の死。囚われた兄。末っ子のモリルは父の素顔を知るとともに、遺された弦楽器クィダーに秘められた、魔法の力を見出す。だが、さらなる危機が…。現代ファンタジイを代表するジョーンズが描く、壮大なる冒険と奇跡の物語。「デイルマーク王国史」四部作、ここに開幕。
著者等紹介
田村美佐子[タムラミサコ]
1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
28
町から町へと旅する吟遊詩人クレネンの一家が、見知らぬ少年キアランを馬車に乗せた時から、苛酷な運命が始まった。父の死。囚われた兄。末っ子のモリルは父の素顔を知ると共に、残された弦楽器クィダーに秘められた魔法の力を見い出す。だがさらなる危機が。デイルマーク王国史4部作、ここに開幕。身の毛のよだつシーンや身内の裏切りや極悪人が登場するのに、読後感は常に晴れやか。2004/11/12
斑入り山吹
7
読む手も止まらず一気に4巻全部読んだ。ひどく感動したが、1読で理解できず、次にじっくり4巻読んでからのこの感想。ジョンーズ氏の作品は何冊か読んだことがある(登録してないけど)が、初期の作品のこのシリーズはちょっと毛色が違うのに驚いた。どこに話が向かっていくのかわからないのが持ち味だと思っていたから、このようにある意味まっすぐなのに驚いたのだ。けっこう残酷だったり主人公の性格にいやな部分があったり、読みながら眉をひそめる部分があるのは驚かないにせよ。さあ次にいこう!2015/05/16
がる
6
4年ぶりに再読。おもしろかった♪ 細かい所をあまり覚えていなくて、ほとんど初読み状態(^_^;) 2013/09/21
紺。。。
5
再読。この作者のいつもの、込み入った展開や怒涛の伏線回収がないので読みやすい。一方で、やっぱりちょっと物足りなさもある。いやいや、でもこの本はシリーズ通して読んでこそ!なので、あと3冊がんばります。2014/05/07
mabel
5
読み終わった時の満足感。うーーん。笑みが浮かぶ。なんだか久々だなぁ、こんなの。2012/10/20