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創元推理文庫
ラヴクラフトの遺産

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  • サイズ 文庫判/ページ数 599p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488523114
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

20世紀最大の怪奇小説作家、H・P・ラヴクラフト。彼を愛し、その作品に影響を受けたホラー作家は、枚挙にいとまがない。その生誕100周年を祝し、ここに高弟ロバート・ブロックをはじめ、F・ポール・ウィルスン、B・ラムレイら14人の“遺産相続人”が集い、恐怖と奇想の物語を書き下ろした。かの巨匠を現代に蘇らせる魔道書の如きアンソロジー、ついに登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

63
とても上手なタイトルを付けたものです。ラヴクラフトに影響を受けた後裔作家達によるアンソロジー。どの話もそれぞれに趣があり、遺産と呼ぶに相応しい面白い短編ばかりだった。また本編後にある作者後記も、ラヴクラフトに対する各々の想い入れが窺え非常に楽しかった。ラヴクラフト全集を読み終わり、別巻2冊をすっ飛ばして読んでみたが、こうなるとやはり別巻も読まねばならないだろう。2016/10/10

maja

15
F・ポール・ウイルスン「荒地」目当ての再読。お気に入りはブライアン・ラムレイ「大いなるC」。ヒュー・B・ケイヴ「血の島」。2021/12/20

つるら@turulaJB

9
収録作では”荒野”が記憶に残っていたが確認したらポール・ウィルソンの作だった。"ザ・キープ"を読んだときは気づかなかったけど、肌に合うのかな。2016/05/25

sin

9
再読です。先日、クトゥルフ神話への招待を読み終わったときに、生誕110周年に刊行された記念出版物の翻訳が待ち遠しいと書いたのですが、生誕100周年の間違いで、この文庫本の帯に生誕110周年を謳ってあったので勘違いしていました。それはさておき、このアンソロジーではゲイアン・ウィルスンやF・ポール・ウィルスンの作品が良。気に入っております。表紙の造形は品川亮監督の画ニメ「ザ・ダンウィッチホラー」を連想する。素敵なものです。2012/08/19

gu

5
自分の知る限り、ラヴクラフトに関連したアンソロジーの中で最もクトゥルー度が低い。それぞれの作者が考える「ラヴクラフト的」なるものが収録されているので中にはしっくりこない作品もあったが、そのぶんアンソロジーとしては多彩。好みなのはブライアン・ラムレイの『大いなる"C"』とジーン・ウルフの『黄泉の妖神』とエド・ゴーマンの『邪教の魔力』。2015/01/18

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