内容説明
一枚のCDから突然黒い天使が現れた!?カルト的な人気を誇るアメリカのロックバンド“テリブル・スタンダード”のファーストアルバム、その中ほどに収録されているインストゥルメンタルの「ブラック・エンジェル」が流れた時、いきなりそいつが現れて、マイナーロック研究会の仲間を殺してしまったのだ!ミステリとファンタジーと青春小説が渾然一体となった著者の代表長編。
著者等紹介
松尾由美[マツオユミ]
金沢市生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。1989年『異次元カフェテラス』を刊行し、91年には「バルーン・タウンの殺人」がハヤカワSFコンテストに入選
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