内容説明
『ミミズクとオリーブ』に引き続き、作家とその妻、そして同郷の刑事が繰り広げる掛け合いの妙が、何とも言えない直木賞作家による安楽椅子探偵ものの第二弾。そして、郷土料理を中心に、本集でも読むだけで涎の出そうな料理や食材の数々が登場する。大根の雪花、イリコ、塩アンの丸餅、アラメ、ヒャッカ、豆腐の兄弟煮、関東炊き…。美食と推理の華麗な競演をお楽しみあれ。
著者等紹介
芦原すなお[アシハラスナオ]
1949年香川県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院博士課程中退。『青春デンデケデケデケ』で文芸賞、直木賞を受賞
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