創元推理文庫<br> 刑事何森 孤高の相貌

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

創元推理文庫
刑事何森 孤高の相貌

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年05月18日 11時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488422233
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

――この事件は、あなたに任せます。
弱者に寄り添う、
昔気質の人情派刑事が真相を追う。
話題の著者が贈る、警察ミステリ
〈デフ・ヴォイス〉シリーズスピンオフ

埼玉県警の何森稔は、昔気質の一匹狼の刑事である。有能だが、組織に迎合しない態度を疎まれ、所轄署をたらいまわしにされていた。久喜署に所属していたある夜、何森は殺人事件の捜査に加わる。障害のある娘と二人暮らしの母親が、二階の部屋で何者かに殺害された事件だ。階段を上がれない娘は大きな物音を聞いて怖くなり、ケースワーカーを呼んで通報してもらったのだという。県内で多発している窃盗事件と同一犯だろうという捜査本部の方針に疑問を持った何森は、ひとり独自の捜査を始める――。〈デフ・ヴォイス〉シリーズ随一の人気キャラクター・何森刑事が活躍する連作ミステリ第一弾。

内容説明

有能だが組織に迎合しない昔気質の刑事・埼玉県警の何森稔は、県内各地を転々とさせられている。車椅子の娘の母親が二階の部屋で殺害された事件、供述弱者の若者が強盗犯と疑われた事件、強盗後に容疑者が記憶喪失となった事件のその後。“デフ・ヴォイス”シリーズで人気のキャラクター・何森は、一筋縄ではいかない事件に対峙し、地道な捜査を始める―。スピンオフ第一弾。

著者等紹介

丸山正樹[マルヤママサキ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学卒。松本清張賞に投じた『デフ・ヴォイス』(後に『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』に改題)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちえ

34
デフ・ヴォイスシリーズからのスピンオフ。何森刑事が主人公の3編。時期も荒井が告発をした時期、何森が冷遇されている時期、荒井夫婦の死との子が4歳になっている時期と間がある。内容も障害や供述弱者、家族間の関係性など掘り下げられている。そして読むにつれ何森の中に抱えてきた問題があることが分かり、最後のそこに向きあい進んでいこうという姿には心が熱くなった。作者の本を読んでいつも思うのは、気が付かない知らないことがこれほどあるということ。とても良かった。2024/03/20

venturingbeyond

29
デフ・ヴォイスシリーズの名脇役・何森刑事を主人公とするスピンオフ作第1弾。不遇な中でも、自身の刑事としての矜持を決して失うことのない魅力的なこのベテラン刑事なら、主人公としてスピンオフを構想するのも納得。そしてこの魅力的な主人公が取り組む事件の舞台・人物設定は、丸山作品ならではのものとなっており、過去作同様、啓発的要素とエンターテイメント性がバランスよく同居するリーダーフレンドリーな一冊です。2024/03/27

ツバサ

13
デフ・ヴォイスシリーズに登場する何森さんのスピンオフ。待ってました。警察官として実力があっても群れないゆえに苦労する。覚悟あって人情味あるから非常に魅力的な人物です。短編2本、中編1本、障害が絡んだ事件になってました。最初の車椅子の女性の事件は真相まで頭を巡らせたが予想出来なかった。事件の余韻が中々離れ無かった。素晴らしい話でした。警察組織の歪さも描かれていて、何森さんだけでなくみゆきさん、荒井の存在も欠かせないです。何森シリーズも楽しみです。2023/12/04

ふぃえ

6
刑事何森シリーズ1。デフ・ヴォイスシリーズからのスピンオフです。3編収録されていて、頸髄損傷により半身不随の女性、供述弱者(周囲の人に迎合しようとするあまり、自分にとって不利益な発言をする人)、全生活史健忘、いわゆる記憶喪失の男性、それぞれ少しずつ独特な性質を持つ人の絡むお話でした。推理要素はそれほどなく、先述の「普通ではない」人について知ることができました。2024/03/22

うさぎや

6
「デフ・ヴォイス」スピンオフ第1弾。何森とみゆきがまさかのタッグ。意外といいコンビ。2024/03/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21614214
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。