創元推理文庫<br> 捕虜収容所の死

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創元推理文庫
捕虜収容所の死

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488238025
  • NDC分類 933.7
  • Cコード C0197

内容説明

第二次世界大戦下、イタリアの第一二七捕虜収容所でもくろまれた大脱走劇。ところが、密かに掘り進められていたトンネル内で、スパイ疑惑の渦中にあった捕虜が落命、紆余曲折をへて、英国陸軍大尉による時ならぬ殺害犯捜しが始まる。新たな密告者の存在までが浮上するなか、果して脱走は成功するのか?英国ミステリの雄が絶妙の趣向で贈る、スリル横溢の独創的な謎解き小説!

著者等紹介

ギルバート,マイケル[ギルバート,マイケル] [Gilbert,Michael]
1912年イングランドのリンカンシャーに生まれる。ロンドン大学で法律を学んだ後、第二次世界大戦に従軍。捕虜収容所での生活、そして脱出を経験する。1947年に『大聖堂の殺人』で作家デビュー。以後は弁護士業と並行して旺盛な執筆活動を展開。その功績を称えて、1987年にアメリカ探偵作家クラブ・グランドマスター賞を、1994年に英国推理作家協会ダイヤモンドダガー賞を贈られた。2006年没

石田善彦[イシダヨシヒコ]
1943年生まれ。早稲田大学法学部卒業。英米文学翻訳家。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@80.7

66
英国軍上陸間近のイタリア捕虜収容所で脱走のためにトンネルを掘っているが、そのトンネル内でスパイ容疑の掛かっている男が生き埋めとなって発見される。一人では入ることが出来ないトンネルで如何にして殺されたのか?ドイツに移送される時期が近付いている中、脱走計画は成就出来るのか? 中々の密室とスパイものが合わさったミステリーでありました。2022/12/03

NAO

57
1943年7月。イタリアのアペニン山脈東部に位置する捕虜収容所で計画された地下トンネル脱走。その完成間近のトンネル内で、予想もしなかった事故が起きた。さらに収容所内にスパイがいるとの情報も入ってきた中、イタリアが負け、捕虜収容所の実行支配がドイツ軍に移ると知った収容所の最高指揮官は、その前日に収容所の捕虜全員の大脱走を決行することに。捕虜たちの大脱走は成功するのか?スパイの目的は?最後までハラハラさせられる戦争ミステリ。2023/01/09

maja

24
第二次世界大戦下のイタリア。ファシスト党直属の特殊警察大尉と英国軍司令官大佐の含みのある会話で始まる。多くの英国軍将校たちが収容されている第127捕虜収容所内、変わりつつある情勢を背景にしてわらわらと人が登場してくる。大胆にも敵の目を欺き脱出用のトンネルを着々と掘り進める脱走常習犯の強者たち。だが、スパイ疑惑があった捕虜の死体がトンネル内に置かれて・・。収容所内でつくられる空気感を存分に楽しめる戦時下のミステリでラストがさらりと閉じられてしまうのが寂しいが面白かった。再読。2024/03/24

hideo

22
読む前まで知識がなかったのですが、半世紀ほど以前に書かれた本です。大好きな映画「大脱走」を彷彿とさせる内容ですが、その中に収容所内での謎解きが組み込まれています。若干、英国ミステリーが苦手なこと。やはり古い感じが否めませんね。2013/12/06

本木英朗

20
第二次大戦末期、連合軍の上陸を目前に控えたイタリアの第一二七捕虜収容所。そこに収監されていた英国人将校たちが脱走のために掘り進めていたトンネル内から、土砂の崩落によって死んだと思われる一人の男が発見される。状況から考えて事故であることは明らかであった。しかし問題は、如何にしてそのトンネル内に一人で侵入したのか、ということである。現場は、完全な密閉空間だったのだ!! (→)

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