創元推理文庫<br> サム・ホーソーンの事件簿〈2〉

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創元推理文庫
サム・ホーソーンの事件簿〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 433p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488201043
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1927年。サム・ホーソーンが、ノースモントに診療所を構えて五年の歳月が過ぎた。時代の移り変わる気配はあるものの、続発する不可能犯罪と、彼の名探偵ぶりは変わらなかった!ギャングに拉致されたサム・ホーソーンが人間消失の謎に挑む「ギャングスターの車の謎」など、12編を収録。そして、今回の特別付録はエドガー賞を受賞した「長方形の部屋」。本格ファン必携の第二弾。

著者等紹介

木村二郎[キムラジロウ]
翻訳家・ミステリー研究家・作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

54
良質なミステリー短編集。次々に起こる不可能犯罪に『ミステリー小説ってこうだよなぁ』って思った。2020/05/15

みっぴー

19
なんですかこれ…めちゃくちゃ面白いじゃないですか!不可能犯罪好きにはたまらない極上の短編集。一作一作が、長編にしてもおかしくないくらいドラマチックでミステリアス。湖上のボートから人間が消失したり、車から人間が消失した話を、サム先生がシェリー酒を片手に語ってくれます。特に気に入ったのは、公園の連続殺人と郵便局と湖の話。これはシリーズ制覇は義務ですね!ボーナストラックの長方形の部屋も不気味で面白かったです。2015/05/24

K

11
サム・ホーソーンシリーズ第2弾。ボストンへの出張やレンズ保安官の再婚など不可能犯罪以外の部分でも変化を加えてくるところが面白い。2013/09/09

たち

10
サム先生大活躍ですね。密室や消失などなど、ミステリーファン垂涎ものばかりで大満足でした!2015/09/12

Brooklyn0320

10
不可能犯罪に特化した作品である以上、用いられるトリックが物理トリック中心になるのは理解できるのですが…それにしても良くここまで考えつきますね。トリックはいずれもどこかで読んだ覚えのあるようなものでオリジナリティこそありませんが、そういうところが気にならないくらい、プロットと有機的に結び付けて物語を仕上げていると思います。自分のイチオシは、物理トリックではなく心理的トリックを用いた「ボストン・コモン公園の謎」。サム先生自らがチェスタトンの有名なロジックを引き合いに出すシーンは、思わずニヤリとしてしまいます。2014/11/08

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