創元推理文庫<br> 探偵小説の世紀 〈上〉

創元推理文庫
探偵小説の世紀 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 582p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488110109
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

7
これは1930年代に出版された探偵小説の大アンソロジーです。チェスタートンが編纂されているので年代もわかろうというものですが、すべてがレベルに到達しているかというと疑問は残ります。ただ当時の時代性や背景などを理解すればまあまあだと思います。私には知らない作家が多かったので、資料的価値としては大きいと思いました。2014/04/25

timeturner

5
エルキュール・ポポー物が目当てだったが、それ以外も初読み作品ばかりでお得感のある一冊。ただ、刊行当時には新規だったであろうトリックも、今読むと最初から見当がついてしまうものが多い。フィルポッツ「鉄のパイナップル」、ミルウォード・ケネディ「無用の殺人」、W・F・ハーヴィー「みずうみ」、J・J・ベル「真紅の糸」、トマス・バーク「金色の小鬼」など、人間の心理を描いたものは古びないね。2023/02/15

氷沼

1
再読した際にコメントしようかと思いましたが、イマイチ面白くなかった記憶があるので再読はしないと思います。

Tetchy

1
全てが’30年代の黄金時代物だから文体が堅苦しいこと!特にシリーズものの短編などは読者に予備知識があるものとして語りかける構成のものもあり、戸惑った。2009/05/29

卍ザワ

0
チェスタトンらしいアンソロジー。最初は、英国的な取っ付きにくさがあるが、、読み進めていくうちに、ハマってくる。万人受けするかは、ともかく。2015/08/14

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