感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
63
容疑者は40人の騎手やスタッフ、2万人の観客(あらすじからすると)総勢4万人。登場人物欄はエラリー含めて7人。いや、警視すら載ってないし、出番に比例して少な過ぎだろ!!消えた銃は納得出来るけどとりあえず真相合わせると第1の殺人の被害者の描写・・・そのフォローは納得出来ない。でも、読んでる時は面白かったんですよ。犯人のポジションと銃の場所。どちらが欠けてもたどり着けないし。2023/10/11
財布にジャック
55
今まで読んだ国名シリーズの中で、読むのに一番苦戦してしまいました。二万人もの観客の中での殺人なのに、全く犯人の見当がつかず、銃もなかなか見つからないし、国名シリーズここで挫折かと半ば諦めムードでした。しかし、読者への挑戦状の後のエラリーの解決編は、今までで一番でした。いろいろな謎がここまですっきりと解かれる快感を味合わせていただけて、気分が良いです。そして、またもや自分が全く探偵には向かないのだと打ちのめされもしました。2012/07/10
たかなし
26
今回は舞台設定がいいですね。殺人のシーンは印象的でした。犯人が全く分からなくてお手上げでした(笑)その分犯人が分かったときの解放感ったら(笑)有栖川さんのあの短編のあれはこのことを言ってたのか、と(笑)ジューナが可愛かったです。2018/09/26
yucchi
25
【図書館本】国名シリーズ第6弾。今までのシリーズの中ではちょっと地味な感じだけど、緻密なロジックは変わらず。自分の推理をなかなか言わないエラリーも相変わらず(笑) パパの「何で言わないのか?」に対して「そこまで話す必要がありますか?」って逆ギレしてるし。いや、アンタのパパはニューヨーク市警の警視だよ! あんまり早くに正解言っちゃうと、読者が楽しめなくなるからね。エラリーったら読者想いなんだから(笑)2014/09/08
ホームズ
14
国名シリーズの中でも1,2を争う残念な作品だと思います。とりあえず第1の被害者の謎と消えた銃のトリックが納得できない。ちょっと無理がすぎる。物語もなかなか進まない感じがしてしまって。とりあえず子供のようなジューナが良かった(笑)2010/10/08