創元推理文庫<br> フランス白粉の謎

創元推理文庫
フランス白粉の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 460p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488104061
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タッキー

15
国名シリーズ第二弾。読んでいてこれも全て伏線なんだろうなぁと楽しく読み進められます。全編伏線に満ちていて、エラリーの理詰めの推理が冴え渡ります。特に最後の60ページで犯人に対して有無を言わさず、論理的に迫っていくこの迫力は圧巻の一言!古典と言われながらも、現在の数多くの作家をも凌ぐ実力であることを痛感。ただこの作品で唯一、残念なのは犯人のインパクトが薄いこと。それ以外は満点の出来に感じました。2021/06/06

どんまいシリル

13
ステキなエラリーを求めて② 20年経っての再読。かなり真剣に向き合って見たものの、どうにも眠ってしまう。1週間もかかれば、重要なことも忘れてしまう訳で、最後のエラリーの演説中に、犯人思い出す始末。全く以て「ですよね~。」であり、完敗。そして、エラリーにときめきを感じない自分を受け入れつつある。2020/03/25

Tetchy

10
読了直後、正直戸惑っている。今回の犯人追及は消去法によって単純にそれら色んな状況を考慮して容疑者の対象から外れた者で残った者は誰か?というだけに過ぎない。犯人があまりに意外だっただけに、混乱しているだけかもしれない。最も納得が行かないのは現場に残された煙草の吸殻から血液鑑定をしなかったり、指紋検出を一切しないことだ。当時からこの鑑識法はあったろうに。あと麻薬組織の連絡方法はあまりにリスクが高すぎではないか。と不満だらけの1作。2010/01/26

kagetrasama-aoi(葵・橘)

9
国名シリーズの第二作目。これもフェアプレイな素晴らしい作品!最後のエラリーの謎解きには、背筋がゾクゾクしました(≧▽≦)!この論理展開、緻密で美し過ぎて、記憶にしっかり残ってしまっているのが残念です(涙)。2017/10/23

マナミ

8
読み終わった直後はあまり面白いとは思えなかった。犯人がわかってから改めてどうやって犯人特定に至ったかを思い返したら、すごく面白い。地味だけど面白い。2014/02/21

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