創元クライム・クラブ
帝都探偵大戦

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488027919
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

半七、銭形平次、顎十郎らが追う謎が鮮やかに収斂する「黎明篇」。ナチスが探す“輝くトラペゾヘドロン”を巡る巨大な陰謀に巻き込まれた法水麟太郎・帆村荘六らの活躍を描く「戦前篇」。空襲の傷が癒えぬ東京で神津恭介が遭遇した“あべこべ死体”、秋水魚太郎が調べる謎の溺死を遂げた男の死体、それぞれの遺体に残されたピースが繋がるとき、驚愕の真相が明かされる「戦後篇」――三つの時代を駆け抜けた名探偵たちの夢の競演で贈る傑作パスティーシュ。

芦辺拓[アシベタク]
著・文・その他

内容説明

半七、銭形平次、顎十郎らが江戸を騒がす奇怪な謎を追う「黎明篇」。軍靴の足音響く東京で、ナチスが探す“輝くトラペゾヘドロン”を巡る国家的謀略に巻き込まれた法水麟太郎・帆村荘六らの活躍を描く「戦前篇」。空襲の傷が癒えぬ東京で、神津恭介が“あべこべ死体”に遭遇し、明智探偵事務所宛の依頼を受けた小林少年が奇禍に見舞われ、帝都を覆う巨大な陰謀に、警視庁捜査一課の名警部集団のほか、大阪など各都市からも強力な援軍が駆けつけ総力戦を挑む「戦後篇」。五十人の名探偵たちが新たな犯罪と戦うため、いま集結する。

著者等紹介

芦辺拓[アシベタク]
1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

150
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。芦辺 拓、初読です。古典的探偵小説の探偵が一杯(50人程)で、お腹一杯です。一番メジャーな明智探偵、小林少年、怪人二十面相も登場し、雰囲気は楽しめますが、古典的探偵小説マニアでないと少し辛いかも知れません。ところで金田一 耕助は、どうしたのでしょうか?2018/10/21

ダイ@2019.11.2~一時休止

93
連作短編集?。50人の名探偵が登場してるみたいですが知らない人が多かった。一人の活躍シーンが少ないからやっぱ50人はやりすぎたんじゃなかろうか?。2018/09/28

keroppi

66
タイトルには惹かれたし、探偵がいっぱい出てくるというのも興味があった。ただ、残念ながら面白くないのだ。作者も後書きで書かれているように「マニアのたわごとを書き連ねただけ」。私にとっては、あまりにも知らない探偵が多すぎた。2018/11/02

雪紫

60
江戸、戦前、戦後活躍した名探偵や名刑事が事件解決に挑む3編。時代ごとに連結する事件。どいつもこいつも探偵で「なのに探偵は過多」な犯人たちの事件簿の吸血鬼の発言を思い出さずにはいられない。・・・正直探偵達の方に気を取られたせいで、事件はまあ普通かな。という感じ。探偵は過多。以前読んだ「スクールガール・エクスプレス38」より多い!2022/02/09

薦渕雅春

34
半七、銭形平次らが江戸で活躍する「黎明篇」、法水麟太郎や帆村壮六らが活躍する「戦前篇」。そして、やっぱり最も馴染みのある有名な探偵が登場する「戦後篇」の3部構成と、名探偵名鑑、あとがき からなる。実は書かれたのは「戦後篇」が最初で、次に「戦前篇」そして「黎明篇」は書き下ろしとのこと。五十人の名探偵たちが新たな犯罪と戦うため、いま集結する、とあるのだが、沢山の登場人物で分かりづらい。ただ、他の著者でも題材にされてるように「名探偵万歳!そして、彼らが一度は完全に消し去られたことを決して忘れないように」に感銘!2019/07/25

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