キネマトグラフィカ

個数:
  • ポイントキャンペーン

キネマトグラフィカ

  • 古内 一絵【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 東京創元社(2018/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月04日 01時54分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488027858
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”六人の男女が、とある地方の映画館で再会する。今はそれぞれの道を歩む同期の彼らが、思い出の映画を鑑賞しながら二十五年前に起きた“フィルムリレー”に思いを馳せる。フィルムはデータに、劇場はシネコンに……四半世紀の間に移り変わる映画の形態。そして映画と共に生きた彼らの人生もまた。何のために誰のために駆け抜けてきたのだろう。哀惜と希望が感動を呼ぶ傑作エンターテイメント。

古内一絵[フルウチカズエ]
著・文・その他

内容説明

映画がフィルムだったころ、老舗映画会社に勤めた同期六人。働く事情も夢も、六人六様。けれど自分の信じた道を必死に進んでいた。あのころ、思い描いていた自分になれているだろうか?―二十年間、映画の変遷を目撃してきた著者が贈る、働く人すべての心を熱くする、渾身の傑作!!

著者等紹介

古内一絵[フルウチカズエ]
1966年東京都生まれ。日本大学卒。映画会社勤務ののち、2010年『快晴フライング』で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、11年に同作でデビュー。2017年『フラダン』で第6回JBBY賞(文学作品部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

264
映画会社に同期入社した男女6人の過去と現在を描いた話…好きな古内さんの好物の群像劇が読めると楽しみにしていたが、チョッと肩透かしだったのが正直な感想。それは、主役男性3人の心情が描き切れていないから…主役女性3人は共感できたし(特に麗羅と咲子は素晴らしい!)脇役も女性課長、経理の女性、スナックのママまで「上手いなぁ」と思えただけに男性たちが上手く機能していないのが残念。フィルムのリレーで各人に繋いでゆく構成は良いが、咲子だけを主役にするか、女性3人を主役として男は脇役にした方が気持ちが乗ったかも知れない。2018/06/29

ウッディ

213
バブル期に映画会社に就職した6人の同期が群馬の古い映画館「桂田オリオン」に集まる。そこは、かつて一本の映画フィルムを各地の映画館で上映するため全国リレーしたスタート地点だった。性格も背景も映画についての知識や思い入れも違う6人の視点から語られる構成は、中学駅伝を描いた瀬尾まいこさんの「あと少し、もう少し」に似ていると思った。周囲からの印象とは違う本人の葛藤や悩み、そして今に至るまでのそれぞれの人生。携帯電話もなく、デジタル化が進んでいなかった当時の様子は、映画館で名作を観たようなノスタルジーを感じました。2018/08/31

ナイスネイチャ

195
図書館本。これは面白い。映画配給会社に同期入社した6人が数十年ぶりに再会して懐かしむ連作短編集。ケヌキリレーなるフィルム運搬作業から連なるそれぞれの葛藤や思いが重なり、当時のアナログ時代映画の楽しさが溢れてました。2018/06/22

モルク

174
平成元年に老舗映画会社に入社した同期の男女6人。映画がまだフィルムだった頃、ポケベルを持たされ公衆電話を必死に探し早打ちをする高校生の列に並び会社に連絡をするサラリーマンたち、あったあったそんなこと。帰国子女でバリバリの麗羅と仕事にそしてまわりとのギャップに悩む咲子に共感が持てた。男女雇用均等法が声高に叫ばれ女性も総合職につくが、まわりの目はやはり女性に対して厳しい。営業でも接待要員だったり、そして女性の敵は女性であることも。古内さんはかつて映画会社に勤めていたそうなので営業の実態がわかりやすかった。2019/05/23

tetsubun1000mg

170
この本の事を知らずに最新刊の「二十一時の渋谷で」を読んで大変面白かったので選びました。 順番は逆でしたが期待どおり一気読み。 映画会社勤務の古市さんならではのストーリー。 90年代のバブル末期の日本と、斜陽となった映画産業の実態と働く人たちがイキイキと描かれている。 キネマトグラフィカと続編はセットで構想して書かれたのでしょうね。 同期入社のメンバー目線で書かれているが、咲子が作者の経験を活かしているのではと感じました。 読む順序に関係なくそれぞれ大変気に入りました。 直木賞ノミネートも近いかもしれない?2021/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12736545
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。