内容説明
有名作家や翻訳家、脚本家、大学教授といった、日頃本と闘っている職業人を取材し、その状況をイラストで紹介。
目次
関口苑生
京極夏彦
佐野洋
大沢在昌
林望
真保裕一
藤野邦夫
逢坂剛
小池真理子
藤田宜永
山田風太郎
花村万月
磯田和一
菊地信義
阿刀田高
縄田一男
井上夢人
著者等紹介
磯田和一[イソダカズイチ]
イラストレーター。1942年生まれ。’80年、絵本「サンタのおくさんミセスクロース」(佼正出版社)を出版。以降イラストレーターとして児童書を中心に、主に書籍・雑誌関係のイラストレーションを発表し、現在に至る。’02年現在、タウン誌「銀座百点」で『おもしろ博物館』を連載中。JBBY会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
20
独特のタッチのイラスト。憧れるような書斎(京極夏彦氏、佐野洋氏、山田風太郎氏、阿刀田高氏等)から、あ、この人だめな人だ(失礼、関口苑生氏、藤野邦夫氏、縄田一男氏等)と思ってしまうような書斎(本の山)から、パラパラと楽しめた。2020/07/15
yk
10
あーおもしろかった。人の本棚作り、本をどうやって詰め込むのかって見てるの楽しい!こういう本今までけっこう読んできたと思うけどはじめてだったのが、床に平積みじゃなく並べて床にするw 荒技すぎるw いや、これはもう踏み絵だからな、、、最後に井上夢人も出てきて興奮した。2023/10/13
ふろんた
9
文筆業を営む人々の書斎、書庫をイラストを交えながら紹介するルポ。有名な京極夏彦の書斎は整頓される。壁一面の書棚は当たり前で、家一軒建てられるほどお金をかけた書庫もあれば、スペースを本で埋め尽くし書庫の中に暮らしているような人、床が本でできている部屋等、本に囲まれる幸せを通り越して苦行になっているようなものも。物書きになるもんじゃないなと思った。2014/09/08
還暦院erk
8
図書館本。情報量が多い割にイラストが見やすくて、電車内で「絵を精読」しちゃったよ。本ルポの連載時に最先端だったワープロやソニーのベータやテレビゲーム機が既に「懐かしグッズ」になってるのが何とも感慨深い。でっかい書庫や書斎、特別誂えの書棚…皆様お金持ちね。そもそも本を集めるだけでもとんでもなくお金かかるでしょ。部屋のあちこちに本を山積みというお方も結構いらしたけれど、探しにくいだろうし本も傷みそうだし「本が崩れる」のが心配。でも床に敷き詰めるのもねえ…p55は本の愛し方を計る「踏み絵(本)」になる?2017/12/12
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
6
京極夏彦さんと阿刀田高さんと山田風太郎さんの本棚がすごかった。行ってみたい。2019/05/04