内容説明
ウィーツィの娘チェロキーは高校生になり、ロックバンドを結成した。恋人のラファエルがヴォーカル&ギター、姉妹同然に育った魔女の子ウィッチ・ベイビがドラム、メキシコから舞い戻ってきたエンジェル・フアンがベース。LAのナイトクラブでライヴの決まったザ・ゴート・ガイズ。観客を魅了するにはどうすればいい?悩んだチェロキーは、賢い友人夢の歌のコヨーテから、インディアンのスピリットを借りてメンバーそれぞれに不思議な力を与えるプレゼントをしようと思いつく…。全米ベストセラーのLA小説シリーズ「ウィーツィー・バットブックス」第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
48
第三巻、こんどの主人公はチェロキー、高校生です。相変わらずぶっ飛んだ設定、チェロキーはバンドを組んで活動します。「いやいやそんな…」とツッコミたくはなるのですが、疾走感のある文章に次々にページをめくるのはやめられません。ネイティブアメリカンの儀式、自然からの贈物の使い方、バンドの成功=堕落していく若者の描写、このヒリヒリした感じ、胸につまされます。2023/04/16
ともこ★
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若さゆえの怖いもの知らず。同じ年齢の頃に読んいると、また、違う印象だったのかなとも思う。コヨーテの魔法?は、不思議だ。2014/04/04