駆け抜けてきた―我が人生と14台のクルマたち

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駆け抜けてきた―我が人生と14台のクルマたち

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487806577
  • NDC分類 537.92
  • Cコード C0095

出版社内容情報

乗った車はじつに4000車! まさに生きる自動車史ともいうべき、自動車に生涯をかけた男、徳大寺有恒の自動車人生総決算。

自動車に生涯を捧げた男と名車たちの物語


これまでに所有した車約90台、体験したクルマはじつに4000台以上に及ぶ、日本を代表する自動車評論家の胸躍る痛快な半生。
クルマと生きるということの魅力とは何か、すべての自動車愛好家に捧ぐ、徳大寺有恒渾身の書き下ろし。

内容説明

生涯に所有したクルマ約90台、体験したクルマはじつに4000台以上に及ぶ、日本を代表する自動車評論家の胸躍る痛快な人生。クルマと生きるということの魅力とは何か、すべての自動車愛好者に捧ぐ渾身の書き下ろし。自動車に生涯を捧げた男と名車たちの物語。

目次

1 少年が憧れたクルマ、青年が楽しんだクルマ―ヒルマン・ミンクス(一九五二)
2 青春をともに駆け抜けた、忘れえぬ二台の日本車―トヨペット・コロナ(一九六三)、ニッサン・ブルーバード(一九六七)
3 黄色いコンパクトカーは、ドイツから幸運を運んできた―フォルクスワーゲン・ゴルフ(一九七五)
4 極上の時間に、私が思い知らされたこと―ベントリィ・コーニッシュ・コンヴァーティブル(一九八〇)
5 私の生き方は、ジャグァーが決めた―ジャグァーXJ12(シリーズ3)(一九八五)、ジャグァーXK8コンヴァーティブル(一九九八)
6 私が同時に恋してしまった、二台のスポーツカー―アストン・マーティンDB6(一九六七)、マセラーティ・ミストラル(一九七〇)
7 最高の瞬間、生と死を感じる瞬間―フェラーリ365GT/42+2(一九七四)、フェラーリ328GTS(一九八七)
8 アンダー・ステアと訣別したその時、私はこいつと一体となった―ポルシェ911カレラ・カブリオレ(一九八六)
9 クルマとは何か?彼女はそれを問いかけてきた―シトローエン2CV(不明)
10 その志に敬意を表して。私のこころの「終のクルマ」―トヨタ・クラウン

著者等紹介

徳大寺有恒[トクダイジアリツネ]
1939年生まれ。成城大学経済学部卒。1964年第2回日本グランプリでトヨタワークスのレーシングドライバーとして活動後、自動車評論家に転身。1976年出版のベストセラー『間違いだらけのクルマ選び』(草思社)で脚光を浴び、現在まで続く同シリーズは日本の自動車ジャーナリズムに決定的な影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jun 1960

11
徳大寺有恒さんの遺言とも言える自伝。あの迫力ある姿と声を思い出しながら読みました。ちょうど先週の土曜日、歩け歩け会の後の散策中に、赤れんが倉庫前で、横浜ヒストリックカー3rdの閉会に出くわした。オーナーの方々が大事にしている愛車のエンジンを次々にかけると今の時代、効率のよいとはいえない大きなエンジン音と地球環境には決してよくない排気ガスをかいでいた。会場から退場していくクラシックカー連中に混じる、現代のクルマたちが、ちょっとだけ居心地悪そうだったなぁ。2014/11/16

しんのすけ

2
車の買い替え時期に辺り、車とはなんぞやともう一度考えてみようと思ったらこの本を買っていた。俺には手の届かない、そして現在は売っていない、売っていても走り出すまでに数百万もかかる車の紹介ばかりだが、一台一台の車にストーリーがある。初めての車、事業に成功した時の車、借金生活だった時の車。。。車と共に歩んできた人生だからこそ、車にもストーリーがあるんですね。俺もそういうストーリーを持てる個性的な車に乗りたいと思った。けどアストンやポルシェは高いっす。2017/04/09

キミ兄

1
徳大寺氏が愛したクルマたちとともに自分の半生を振り返る青春期。本当にクルマの話をする氏はいつまでも若々しい!まさにクルマに賭けクルマを愛した人生だったんですね。合掌。☆☆☆。2015/11/25

真之介

1
まさに遺言と言うか、遺訓のような本。 徳大寺氏は、あの世で燃えてしまったヒルマン・ミンクスに再会できたのだろうか。 日本は、唯一の自動車文化・評論家(作家)を失った。2014/07/01

復活!! あくびちゃん!

1
この著者が、如何に自動車が好きなのかが伝わってくる本。ここに載っている車を所有していたことがあるため、私には雰囲気がリアルに伝わってきた。でも、「“巨匠”最後の著書」にならないよう(縁起でもない!)、体調管理に気を付けて長く執筆活動をして欲しいと思います。2013/10/07

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