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もしも月が2つあったなら―ありえたかもしれない地球への10の旅〈Part2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487804948
  • NDC分類 440.4
  • Cコード C1044

目次

1章 もしも月が2つあったなら?―惑星ディマーン、衛星ルルーナ、衛星クウ
2章 もしも地球が月だったら?―衛星ミノアと惑星ティラン
3章 もしも月が逆向きに公転していたら?―惑星アニロと衛星ヌーム
4章 もしも地殻がもっと厚かったら?―惑星ディクロン
5章 もしも地球が今から150億年後に生まれたら?―惑星フューチュラ
6章 もしも太陽の反対側の地球の軌道に反地球があったなら?―惑星ドップル1、2、3
7章 もしも地球が銀河のどこか他の場所で生まれていたら?―惑星カーン1、2
8章 もしも太陽の質量がもっと小さかったら?―恒星バンタム、惑星ディミューン1、2
9章 もしも地球に太陽が2つあったなら?―恒星リア、恒星ゼフ、惑星ツヴァイゾンネ1、2、3
10章 もしも他の銀河が私たちの銀河に衝突したら?―惑星地球

著者等紹介

カミンズ,ニール・F.[カミンズ,ニールF.][Comins,Neil F.]
コーネル大学で科学の学位を取得後、英国ウェールズのカーディフ大学にて天文物理学の博士号を取得。米国、メーン大学天文学・物理学教授。同大学でスーパーコンピュータを用いて、銀河系モデルの研究を行っている

増田まもる[マスダマモル]
1949年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カレイ.シュウ

54
科学者による思考実験。第1作は未読。ちょっと難しい。おまけに架空の恒星、惑星に名前をつけるので途中で混乱してしまう…。最終章の銀河同士の衝突でおこるシナリオは驚愕だが、数十億年先の話し。うーん宇宙は広大すぎる。 2020/05/30

タカタカショ

5
人が住める地球型惑星は、月という衛星が必要なようで、月の潮汐力がないと、満潮とか干潮とかが生まれず、海をかき回す潮汐力がないと、海の中の原子生物を生み出すスープの素が作れないから生物の誕生に支障がでる。とか、マントル内の熱を適度に逃がすくらいの地球の地殻の厚さが、地球の場合適当である(ゆえに大陸プレートが動けた)ことなど、地球で生きていること自体宇宙的にスケールを広げるとすごいことだということくらいは、理解したかな?2014/01/31

仮ッ子

5
「もし〜だったら」という思考実験って面白いもんだな。ヘタすると妄想と紙一重だけど。難しくて半分は理解できなかったが、驚きの連続で興奮する。2011/01/26

ヴィオラ

4
前作に引き続き、思考実験。色々な条件の「地球」にいるのを想像しながら読むと楽しいんだけど、これだけ「潮汐、潮汐」言われると、さすがにちょっと飽きるw 前作よりも、もうちょっとだけ理系に寄った感じで、なかなかつらい箇所もアリ。その分バランスをとったのか、各章の頭に短いストーリー(フィクション)が付いてるんだけど、導入部分のみだったりして完結しないので、逆にストレス。無くても良かったかな?2015/04/18

斑入り山吹

4
おもしろかった!前巻にイラストがもっとあればよかったのに、と思っていたら、こちらにはいっぱいあって、ずっと理解しやすくなった。ずいぶん作家として上達したような感がある。章の頭にいちいちある短編がけっこうおかしい。潮の満ち干と月の関係、やっと分かったぞ!『海のなんでも小事典』、『宇宙137億年の歴史』を読んでおいてよかった。あとがきで創造論者に対するコメントがあって、興味深かった。アメリカではそういうところが反応するんだなぁ、と。いやほんと、下手なSFよりずっとおもしろいです。2011/01/31

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