なにも願わない手を合わせる

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487798490
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

顔施
童眼
老い歌
なにも願わない手を合わせる
安らかなり
古い時計
犬影
色食是空
死蝶
菜の花電車
人生のオウンゴール
水に還る
春の猫
眼差しの聖杯
富士を見た人
垂乳根
東京物語

無音
夢の技法
営みの春
春花考

著者等紹介

藤原新也[フジワラシンヤ]
1944年、福岡県生まれ。東京芸術大学油絵科中退。インドを振り出しにアジア各地を旅し、『インド放浪』『チベット放浪』『全東洋街道』などを著す。第3回木村伊兵衛写真賞、第23回毎日芸術賞などを受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

甘栗大好き子

2
地元の通学路が載っている。懐かしい。2011/11/27

tecchan

1
藤原新也氏のエッセイ。旅の途路に気がついたこと、家族や友達の死など、一文、一編に著者の鋭い感性が響く。兄の死をきっかけに巡った四国遍路で感じた祈りの姿。「なにも願わない。そしてただ無心に手を合わせる。」という 言葉に打たれる。2017/09/27

アイコ

1
筆者の死者との向き合い方や祈りのスタンスに共感。 写真も良かった。2013/10/18

4545

1
エッセイ集。無宗教の彼が、兄の死に際して3回目の四国巡りを行った。そのときに思い考えたことなどを文章とし、撮った写真も挿入されている。表題作は、巡礼先の寺で手を合わせる事について考え、無心に手を合わせるべきではないかと思い当たる話。まあまあかな。 写真は大体が横長だが、本は基本的に縦長だ。見開きに写真をのせると、どうしたって真ん中が切れて見にくい。写真家でもある彼が、なぜこのような装丁を許すのだろうか。こんな状態で写真が正しく見れるわけないじゃん。何とかして欲しいな。2005/12/25

メルセ・ひすい

1
既読書  死をいかに受け入れるか2009/01/01

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