出版社内容情報
鷲田先生の名調子で,哲学の歴史を中心に,人間が歴史と同存する意味を本当にわかりやすく解説。
内容説明
哲学研究者として、哲学の歴史を中心に、歴史と同在する意味を考えた本。「現在」がより生き生きと見え、過去が現在の中で語りかけてくる。
目次
第1章 哲学の歴史(哲学の歴史とはどういうものか;哲学史はなぜ書かれるのか ほか)
第2章 哲学はなぜギリシアから始まるのか(学問の基本は「比較」である;歴史の見方=史観によって、歴史が変わる ほか)
第3章 哲学者とは何ものか(哲学者は最初の学者だった;科学から遠く離れて ほか)
第4章 「現在」の哲学はどこからきたか(欲望の哲学は古くて新しい;コンピュータの何が新しいのか ほか)