ハワイ・さまよえる楽園―民族と国家の衝突

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  • サイズ B6判/ページ数 470p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487753963
  • NDC分類 276
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ハワイ王朝200年の歴史,真珠湾攻撃など日本人・日系人の及ぼした影響,アロハ精神の虚構と脱アメリカ化,王朝転覆100周年行事のてんまつほか,初めて語られるハワイ通史。

内容説明

カメハメハ大王からリリウオカラニ女王にいたる王朝史、真珠湾攻撃など日本人・日系人がハワイに及ぼした影響、多民族社会の混迷、「アロハ精神」の虚構と脱アメリカ化、1993年1月の「王朝転覆100周年」行事のてんまつほか「南海の楽園」の誕生から現在までを克明に描いた初の通史。

目次

第1章 ハワイ王朝の成立―ハワイ「発見」からカメハメハ三世まで
第2章 ハワイ王朝の終焉―ハオレの陰謀
第3章 日本人移民から日系人へ―砂糖キビ農園労働者の悲哀
第4章 「ニセイ」から「アメリカ人」へ―真珠湾攻撃から日系パワーの全盛、そして終焉
第5章 ハワイ経済を支えるもの―砂糖・観光、そして将来
第6章 多民族社会ハワイ―文化のせめぎあいと揺れるアイデンティティー
第7章 ハワイアン・ルネサンス―新生ハワイの模索
第8章 ドキュメント「100周年」―カナカ・マオリ(ハワイ人)の「エア」(主権)