日本のカニ学―川から海岸までの生態研究史

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日本のカニ学―川から海岸までの生態研究史

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486021346
  • NDC分類 485.3
  • Cコード C3045

出版社内容情報

カニが生息する淡水、汽水域、塩性湿地、マングローブ湿地、砂浜海岸、川など日本における戦前から現在までのカニの研究史を追う。カニが生息する淡水、汽水域、干潟、塩性湿地、マングローブ湿地、砂浜海岸、転石海岸、岩海岸、川など日本における戦前から現在までのカニの研究史を追う。

はじめに  

第1章?日本における潮間帯性カニ類の生態研究史

?1-1 戦前─博物学的研究  

?1-2 地学研究者による干潟のカニ類研究  

?1-3 スナガニ類の分布生態  

?1-4 スナガニ類の密度効果  

?1-5 社会生態  

?1-6 求愛シグナルと配偶相手の選択  

?1-7 摂餌生態  

?1-8 生活史と個体群生態  

?1-9 外来種の生態  

1-10 種間関係と群集生態  

第2章?淡水のカニ:サワガニ

?2-1 多様なすみ場所  

?2-2 母と仔  

?2-3 雄のはさみの左右性  

第3章?汽水域のカニ

?3-1 汽水域転石地にすむカニ類の生活史と環境特性  

?3-2 遺伝的集団構造の特徴  

第4章?干潟のカニ

?4-1 コメツキガニとチゴガニの分布特性  

?4-2 ハクセンシオマネキの分布特性  

?4-3 放浪集団  

?4-4 Waving─その様式   

?4-5 Waving─その機能

?4-6 配偶行動  

?4-7 なわばり維持行動  

?4-8 生活史  

?4-9 すみこみ  

第5章?塩性湿地のカニ

?5-1 分布と生息場所利用  

?5-2 社会行動  

第6章?マングローブ湿地のカニ

?6-1 マングローブ植物とカニの関係  

?6-2 シオマネキとベニシオマネキの遺伝的集団構造  

?6-3 マングローブ湿地固有の奇妙なカニ  

第7章?砂浜海岸のカニ:スナガニ属

?7-1 スナガニの生態  

?7-2 南方系種の分布北進  

?7-3 啄木の詠ったカニ  

第8章?転石海岸のカニ

?8-1 海外に侵出するカニ:イソガニ  

?8-2 はさみに毛房をもつカニ  

?8-3 ヒライソガニ:体色変異  

?8-4 転石海岸の稀少種マメアカイソガニ  

第9章?岩礁海岸のカニ

?9-1 擬装するカニ:クモガニ類  

?9-2 岩礁海岸を生息場所にするスナガニ類  

?9-3 ヤドカリ:貝殻の好み  

第10章?川と海を往き来するカニ

10-1 モクズガニの生態  

10-2 大洪水とエビ・カニ  



あとがき  

引用文献 

学名索引  

和名索引  

事項索引 



和田 恵次[ワダ ケイジ]
和田 恵次
奈良女子大学理学部教授

目次

第1章 日本における潮間帯性カニ類の生態研究史
第2章 淡水のカニ:サワガニ
第3章 汽水域のカニ
第4章 干潟のカニ
第5章 塩性湿地のカニ
第6章 マングローブ湿地のカニ
第7章 砂浜海岸のカニ:スナガニ属
第8章 転石海岸のカニ
第9章 岩礁海岸のカニ
第10章 川と海を往き来するカニ

著者等紹介

和田恵次[ワダケイジ]
奈良女子大学名誉教授、理学博士。1950年和歌山市生まれ。1979年京都大学大学院理学研究科博士課程単位認定退学。京都大学理学部助手、奈良女子大学助教授・教授を経て2016年退職。現在いであ株式会社大阪支社技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yooou

6
日本沿岸はカニの種類の豊富さで世界一なのだそうです。そしてその多様性ときたら・・・。なんで日本がという部分は大きな謎ですが、その多様なカニたちの生態を追う地道な研究活動に深い感銘をうけました 2017/06/04

こぺたろう

4
有給を取って、大学図書館で読了。研究活動から離れて久しいですが、これではいけないと思い、和田恵次氏の著者を手に取りました。タイトルは日本のカニ学と言いながら、取り扱い範囲は潮間帯まで。訝しんでいると、サブタイトルにしっかりと「川から海岸までの生態研究史」とあり納得。転石帯、岩礁帯のカニに関心があったので、該当の章は関心を高く持って読みました。2018/01/30

takao

1
ふむ2021/01/26

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