出版社内容情報
「虫と感染症」をキーワードに、近年大きな注目を集める感染症を媒介する節足動物を分かりやすく解説する。「虫と感染症」をキーワードに、近年大きな注目を集める感染症を媒介する節足動物を取り上げる。最先端の高度な分析技術が駆使されて、さまざまな情報が解明されているこの分野の話題を、分かりやすく解説する。
第I部 虫がもたらす感染症と健康被害
はじめに
1章 デング熱をはじめとする蚊がうつす病気の生態学
2章 致死率20%以上の病原体を運ぶマダニが身近に!
3章 マダニ人体刺症とその対策
4章 ツツガムシの刺咬による健康被害「つつが虫病」
5章 ヌカカ媒介感染症
6章 ハエが係わる感染症
第II部 招かれない虫たちとの関わり方 対策と利用
7章 都市の衛生害虫管理
8章 殺虫剤による駆除の実際と課題
9章 トコジラミの刺咬による健康被害とその対策
10章 サシチョウバエの分類・同定とその対策
11章 感染症流行の数理的研究
12章 蚊の行動を制御する現象
13章 作用点の変異による衛生害虫の殺虫剤抵抗性
日本昆虫科学連合[ニホンコンチュウカガクレンゴウ]
日本昆虫科学連合
2010年に設立された、昆虫(クモ、ダニを含む)を対象とした研究を行う16団体の集合体
内容説明
世間をにぎわす虫たちと正しくつき合うための19のヒント教えます。
目次
1部 虫がもたらす感染症と健康被害(デング熱をはじめとする蚊がうつす病気の生態学;致死率20%以上の病原体を運ぶマダニが身近に!;マダニ人体刺症とその対策;ツツガムシの刺咬による健康被害「つつが虫病」;ヌカカ媒介感染症―小さなヌカカが家畜にもたらす大きな被害;ハエが関わる感染症)
2部 招かれない虫たちとの関わり方―対策と利用(都市の衛生害虫管理―IPMの考え方と実践;殺虫剤による駆除の実際と課題;トコジラミの刺咬による健康被害とその対策;サシチョウバエの分類・同定とその対策;感染症流行の数理的研究;蚊の行動を制御する現象;作用点の変異による衛生害虫の殺虫剤抵抗性)