土壌動物―その生態分布と多様性

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  • サイズ A5判/ページ数 153p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784486020745
  • NDC分類 481.76
  • Cコード C3045

目次

第1章 ササラダニ群集の多様性(都市域に残存する森林土壌のササラダニ群集;庭園緑地のササラダニ群集;学校校庭のササラダニ群集;林床植物の刈り込みがササラダニ群集に及ぼす影響;踏圧がササラダニ群集に及ぼす影響;霧島山群・韓国岳のササラダニ群集;伯耆大山のササラダニ群集;火山地のササラダニ群集;高山・亜高山帯のササラダニ群集)
第2章 大型土壌動物の群集構造(アリ群集の種組成からみた自然環境;異なる植生下にみられるミミズ群集の種組成と現存量;ハマダンゴムシの生態分布;ハマダンゴムシの成長挙動;オカダンゴムシとコシビロダンゴムシ科の生態分布;落葉の分解実験)
第3章 土壌動物による環境評価(土地利用による環境変化と土壌動物相―東カリマンタンを例に;自然性の回復評価―環境保全林を例に;自然植生選好度―小笠原諸島の土壌動物相を例に;土壌動物による点数評価)

著者等紹介

原田洋[ハラダヒロシ]
1946年静岡県三島市生まれ。1969年横浜国立大学教育学部卒業。1975年横浜国立大学環境科学研究センター助手。1988年学術博士(北海道大学)。1989年横浜国立大学環境科学研究センター助教授。1997年横浜国立大学教育人間科学部教授。2012年横浜国立大学名誉教授

芳村工[ヨシムラコウ]
1941年東京都台東区生まれ。1964年慶應義塾大学経済学部卒業。製鉄企業にて国際業務を経験、その後、英国系やドイツ系企業にて勤務。2009年横浜国立大学環境情報学府博士課程前期修了修士(環境学)。現在は「大型土壌動物による自然性評価」をテーマとして、各種講演や野外の調査会・観察会を通じ、生態系における土嬢動物の重要性などを紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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