内容説明
本書は、技術総論と技術が作る世界との二部から構成されている。第1部では、多数で多様な技術のすべてが共通に持つ性質や問題点を、具体的な技術を例題として用いながら説明。第2部では、技術の分類についての示唆に富む議論を経て、産業分野分類と類似の独自の分類を考案し、それにしたがって、各類を支える主要な技術を次々と上げてゆく。
目次
第1部 技術全般(序論―本書の趣旨;技術とは;技術の学際性;科学と技術の異質性と同質性;科学・技術と環境との関係 ほか)
第2部 技術が作る社会(技術の分類;社会基盤構造とそのシステム;サービス業;農業とバイオ;鉱業 ほか)
著者等紹介
桜井宏[サクライヒロシ]
1931年4月12日生まれ。1953年3月東京大学理学部化学科卒業。同年4月三菱金属(現三菱マテリアル)(株)入社。1984年6月三菱金属(現三菱マテリアル)(株)取締役就任。1985年6月三菱金属(現三菱マテリアル)(株)中央研究所長。1988年7月米国三菱金属(現三菱マテリアル)(株)社長。1991年6月~1998年6月まで三菱マテリアル(株)技術顧問、特別顧問を歴任。1991年10月~2000年5月(社)日本工学アカデミー専務理事。2002年12月~2005年6月(社)日本工学アカデミー技術リテラシー・タスクオース主査。2003年度(平成15年度)より、日本学術振興会人文社会科学振興プロジェクト「教養教育の再構築」科学技術班のメンバーとして参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。