内容説明
成功とは、その企業が下す決断の総計にほかならない。しかし、なかには他とは明らかに異なる決断がある。ジョブズを呼び戻したアップル取締役の一九九六年の決断。従業員の賃金を二倍にしたフォードの一九一四年の決断。フォーチュン誌が厳選したこれら一八の決断はすべて、ビジネスの根底を覆し、企業や業界、ときには国をも変えた、最も偉大で最もありえない「経営判断」だった。歴史に残る18の決断のインサイド・ストーリー。
目次
スティーブを呼び戻せ!―一九九六年、アップル
ザッポスを救った無料配送―一九九九年、ザッポス
サムスンが優秀な社員を遊ばせる理由―一九九〇年、サムスン
株主より顧客を優先する信条―一九八二年、ジョンソン・エンド・ジョンソン
夢想の時間が生んだ大きな成果―一九四八年、3M(スリーエム)
消費者に愛されるコンピュータチップ―一九九一年、インテル
「ジャックの大聖堂」がもたらしたもの―一九八一年、ゼネラル・エレクトリック(GE)
一週間休むビル・ゲイツ―一九九二年、マイクロソフト
ソフトソープのブロッキング作戦―一九八一年、ミネトンカ
欠陥ゼロを目指すトヨタを支えたもの―一九六一年、トヨタ
究極のカスタマーサービス―一九三〇年代、ノードストローム
深刻な状況を脱するための特効薬―一九九三年、タタ・スチール
707に社運を託したボーイング―一九五二年、IBM
ウォルマートの土曜日早朝ミーティング―一九六二年、ウォルマート
事業に問題が?では大転換だ!―一七九八年、イーライ・ホイットニー
利益より信頼を優先する「HPウェイ」―一九五七年、HP(ヒューレット・パッカード)
賃金を倍増する 史上最高の決断?―一九一四年、フォード
著者等紹介
ハーニッシュ,バーン[ハーニッシュ,バーン] [Harnish,Verne]
世界的に名高い「起業家機構」(EO:Entrepreneurs’ Organization)の創設者で、MIT(マサチューセッツ工科大学)で開講されているEOのCEOプログラム「Birthing of Giants」と経営幹部プログラム「WEO Advanced Business」の議長を15年間務めた。グローバルな管理者教育/コーチング企業ガゼルの創業者でCEO。過去30年間、起業家教育に携わってきた
石山淳[イシヤマジュン]
1958年生まれ。慶應義塾大学大学院仏文学修士課程修了。学習塾講師、広告代理店のコピーライターを経て独立。(株)ジェイジャムを創立し、翻訳、執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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