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私物化される世界―誰がわれわれを支配しているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484041100
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

内容説明

巨大な富を独占する少数者を生み出し、人権、自然、国家を破壊し、飢餓と犯罪を創出するモラルなき市場経済至上主義を糾弾する!国連の食糧問題専門家によるアンチ・グローバリズム最前線。

目次

第1部 グローバリゼーション―歴史と構想(群島の経済;帝国;支配者のイデオロギー)
第2部 略奪者たち(殺人の報酬(ブラッド・マネー)
国家の断末魔の苦しみ
人間の破壊
自然の荒廃
汚職
海賊たちの楽園)
第3部 傭兵たち(戦争機構としてのWTO;世界銀行のピアニスト;IMF―炎の悪魔;利益を生まない人民;傲慢)
第4部 世界を民主化する(希望―新しい地球規模の市民社会;原理は高潔な精神;抵抗の前線;闘いの武器;土地と自由)

著者等紹介

ジグレール,ジャン[ジグレール,ジャン][Ziegler,Jean]
1934年、スイスのベルン生まれ。ベルン、ジュネーブ、パリ、ニューヨークで社会学を専攻。ジュネーブ州弁護士。1999年まで20年以上にわたってスイス連邦議会下院議員を務める(社会党)。2000年5月までジュネーブ大学社会学教授。現在は国連人権委員会の「食糧に対する権利」特別報告者。1962年から1965年まで国連職員としてコンゴに滞在して以来、アフリカの文化・社会・経済に深い関心を寄せる。数多くの社会学関係の著作のほかに、近年は告発の書が多い

渡辺一男[ワタナベカズオ]
1946年、神奈川県小田原市生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退。1999年山形大学辞職後は翻訳に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hsksyusk

2
☆4つ。多国籍企業や国際金融機関がワシントンコンセンサスに則り世界経済を私物化してる。IMFはその傭兵。対抗者は地球規模の市民社会でしかなく、その武器は対抗サミットやデモ、国際的な動員。複雑に絡んだ支配者像を丁寧に暴く。2008/09/26

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