「型はまり経営」のすすめ―時代に左右されないビジネス原則12

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484041025
  • NDC分類 335
  • Cコード C0034

内容説明

はやりのビジネス理論に惑わされるな!ビジネス界には、「昔ながらのやり方はもう古い」と決めつけて排除しようという動きがくり返し起こるが、それはまったくの誤りだ、というのが本書の前提である。すべてを一新するような革命や、“型破りな”発想を探し求めるのは、基本的に無駄な行為である。

目次

「基本」の型・経済の原則は永遠に変わらない―「ビジネスが変わった」という文句に踊らされるな。
「利益」の型・稼げなければ話にならない―「いずれ利益が出ればいい」では甘すぎる。
「資金」の型・金が尽きたら事業はもたない―資金繰り難が起きてからでは遅すぎる。
「コスト」の型・売上はコントロールできない―売上増加を祈るより、コストを削減せよ。
「顧客重視」の型・お客さまは神さまだ―売りたいものではなく、顧客が望むものを提供せよ。
「マーケティング」の型・生産・販売活動を方向づけよ―広告代理店を雇って済ませてはならない。
「買収」の型・設立するより買収せよ―買えるものなら一から作る必要はない。
「人事」の型・会社の力は従業員次第―職歴・技能ではなく、個性を見て採用せよ。
「資産」の型・利益の源泉を見極めよ―会社を支える利益の源は、有形資産とは限らない。
「成果重視」の型・結果こそがすべて―プロセス崇拝の罠にはまらず、出した結果に目を向けよ。
「変革」の型・永遠に続くビジネスはない―イノベーションは絶対に必要だが、最小限にとどめよ。
「撤退」の型・つねに出口を用意せよ―うまく撤退できなければ、それまでの成功はすべて水の泡。

著者等紹介

チェイフィッツ,カーク[チェイフィッツ,カーク][Cheyfitz,Kirk]
実業家。ビジネス・ジャーナリスト。コンサルタント。マッキャンエリクソンでの受注出版事業立ち上げを出発点として、出版業を中心に数多くの起業・経営に携わる。経営難のシカゴ誌を買収し、1200人の従業員と20以上の拠点を擁する大企業へ成長させた。ジャーナリストとしての評価も高く、デトロイト・フリー・プレス誌における取材調査はピュリッツァー賞の最終候補に選ばれている。現在は、世界最大手の広告マーケティング・グループ、インターパブリックにてコンサルタントを務める

嶋田水子[シマダミズコ]
上智大学外国語学部英語学科卒業。外資系証券会社勤務を経て現在フリー。「ニューズウィーク」の翻訳ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。