内容説明
日本近海で目にするナマコ約50種を、美しい海中写真とともに解説した図鑑を収録。生物としての全体像のわかりやすい説明やQ&A、読み応えのある基礎講義を掲載。「歌う生物学者」が贈る世界初&世界唯一のナマコ学入門書。
目次
第1部 ナマコについてのQ&A(ナマコは何の仲間ですか?;ナマコは何種類いるのですか? ほか)
第2部 ナマコの特徴(棘皮動物は5が基本;水管系(管足) ほか)
第3部 ナマコ学基礎講義(ナマコの外見;ナマコの内部 ほか)
第4部 最後の大疑問(なぜナマコは棘皮動物なのに、殻がなくて円柱形なのか;なぜ棘皮動物は5放射相称なのか ほか)
第5部 ナマコの写真図鑑(ナマコの特徴;ナマコの分類 ほか)
著者等紹介
本川達雄[モトカワタツオ]
1948年、仙台に生まれる。東京大学理学部生物学科(動物学)卒。琉球大学助教授を経て1991年より東京工業大学教授。棘皮動物の硬さの変わる結合組織の研究や、群体性のホヤを使ったサイズの生物学が研究テーマ
今岡亨[イマオカトオル]
1952年、岡山に生まれる。鹿児島大学水産学部漁業学科卒。卒業後2年間、京都大学瀬戸臨海実験所研修員。現在、国立科学博物館による相模湾調査プロジェクトに参加、棘皮動物の一員としてナマコ類を担当
楚山いさむ[ソヤマイサム]
1945年、新潟県に生まれる。水中生物写真家。1974~82年、国立科学博物館の資料委員を勤め、1979年にはミクロネシア(パラオ諸島)周辺の生物資料調査に同行する。現在は無脊椎動物を専門に撮影、1万種を目指している
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